Nintendo 64(y)
夜光虫II 殺人航路
ヨッシーストーリー


夜光虫II 殺人航路
 アテナ/アテナ(開発),ピュアサウンド(音楽) テキストアドベンチャー 1997年12月19日 128M+B.B.
Amazon.co.jp(通常版

批評者  ひっき                       評価 7

SFCのテキストアドベンチャー『夜光虫』の続編。
N64でアドベンチャーというのは違和感を感じるがサウンドノベルタイプの作品であればROMの容量で十分だし、
セーブロードを含めてほとんどノンアクセスであることや立ち上げの手軽さ
謳い文句通りの高解像度グラフィック、ハイクオリティサウンドを見せつけられると
N64こそがサウンドノベルに適したハードなのだなを実感するに至った。
実際、同じアテナの『リングオブサイアス』『信長秘録』と比べてみてもまるでレベルが違う。
シナリオは前作同様ドラマの脚本家である白石マミが担当している。
前作とのつながりはないが、夜光虫を演出として使う必然性から前作同様船上での話となっている。
基本的なつくりは『かまいたちの夜』と酷似していて
1本の骨太なシナリオを用意してクリア後には同じ舞台とキャラを使用した別のショートストーリーが展開される。
このゲームでは文字速度「はやい」で2時間程度の本編と30分程度のショートストーリーが3本の構成。
基本的には各シナリオにグットエンディングが1つずつ用意されていて
誤った選択肢を選ぶとバットエンディングになるという方式。
ほとんどの選択肢はどれを選んでも直後のテキストが変わるだけに留まっている(裏では何らかの処理がありそうだが)
難しい選択肢が多く普通にやったらグッドエンディングまではかなりの低確率だが 幸いどこでもセーブが出来。
3つまでデータを残せるので選択肢でセーブしておけばロスがなく進める。
(フラグ立ての要素もあるのでそこは気をつける必要があるが)
複数回読み込むことでシナリオを多角的に捉えられるようになるということもあるのだが
一度見たテキストの自動送りなどあればより良かったと思う。
本編のシナリオはこの手のゲームでも1,2を争うほどハイレベル。
・・・といっても推理小説と比べてしまうとシナリオ、犯人共に突出したところは見られないのだが
メディアとして勝っているな。ということを強く感じた。時間を忘れるほど、道程を楽しめたし。
気になったのはダイナスティを舞台とした不自然さを隠したいがための言い訳がましさ。

批評者  DEMOLISHFIST                   評価 10

『かまいたちの夜』と同タイプのゲームだがドラマの脚本家がシナリオを書いているだけあって演出に長けている。
船の中という限られた行動範囲の中で最大限に魅せる演出がなされていることに感動した。
CD-ROMではないので音声は一切ないがそのおかげでファミコン的なレトロなニオイが出ているので今でも楽しめる。
逆に音声があって処理が重くなってたらPS2の快適なゲームと比べて苦痛を感じていたはず。
良いところばかりではなく子供向けにしてはテキストが難しすぎるので、
やっぱその辺はあえて易しく作ってある『かまいたちの夜』(弟切草&街も)は上手いなと思う。
でもそれを踏まえてもNo1サウンドノベルの称号を送りたいと思う。
このゲーム以外なら『魔女たちの眠り』などの赤川次郎シリーズもオススメ。


ヨッシーストーリー
 任天堂/任天堂(情報開発部),エス・アール・ディー アクション 1997年12月21日 128M+B.B.
Amazon.co.jp(通常版

批評者  跡部泰広                      評価 6

3Dも悪くは無いが、それ以上にどうしても2Dを遊びたくなるのがゲーマーである。
特にそれが『スーパーマリオ』ならば格別。
『ヨッシーストーリー』は直系として『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の流れを汲むだけに
『スーパーマリオブラザーズ6』とも表すことが出来る良質の血統である。
動きまわれることが楽しい『スーパーマリオ64』と違って遊ばせてもらっている感じ。
絵本の中を歩いているような感じで任天堂らしいつくりの丁寧さが嬉しい。
だけどフルーツを集めるっていうゲーム性が作業っぽくて盛り上がりにかけるため達成感が感じられない。
そこそこ面白いゲームではあるが賛否が分かれると思う。




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