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2009年8月26日

●週刊少年サンデー39号&週刊少年マガジン38号・39号

『八咫烏(ヤタガラス)』 小林裕和(週刊少年サンデー/読切) 評価 7/10

※クラサンでは公開されないと思うので買って読んでください

『D.O.U.M』のときの無理して某作家さんっぽく描いた絵柄から
本来のものに戻して良かったと思います。
アンケート(一番面白かった作品“2”で出しました)では
絵柄に関しての項目もありましたから模索中なのでしょうね

『D.O.U.M』はあれであれで高評価を受けているようですが
あの絵柄で表に出てきたら
某都築先生原作の催眠術漫画の二の舞になってしまったでしょうし
似せてなおかつ量産なんて芸当は某ヒロ先生ぐらいのスキルがないと
難しいんじゃないかと・・・。

話は微妙だったような気がします。
雑賀孫一(鈴木孫一)を主人公に据えたのは良いと思いますが
普通すぎて地味になっちゃってますね。
少年漫画なのであまり史実や常識に捉われすぎてもどうかなと思いました。
ゲッサンの『信長協奏曲』ぐらい大胆にやっちゃっても
文句を言う人はそういないんじゃないかと。

あと、いきなり2ページ目で“官兵衛”と出してしまったら
黒田如水のことだと分かってしまって
ラストの意外性が全くなくなってしまうので
オチに使うのならばヒント程度にしておくべきだったと思います。

とはいえ、是非連載を勝ち取って頂きたい。
ちなみに2007年からの読切→その後の展開をまとめると↓このようになります。

◆◆◆2007年以降の読切 以後の展開◆◆◆

ストーリー
2007冬  ×岡田きじ ◎緒里たばさ ◎谷古宇剛
2007春  ×尹仁完・梁慶一 ×石井あゆみ ◎麻生羽呂 ◎爲永ゆう
2007夏  ×山下文吾 ◎飯沼ゆうき ×出口真人 ◎桜井亜都
2007秋  ×小澤淳 △寺嶋将司 ◎若木民喜 ×玉越博幸 
2008冬春◎尹仁完・梁慶一 ◎渡瀬悠宇 ◎桐幡歩 ◎中山敦支
          ×高津カリノ ×深代千唐 △福地翼 ×金田達也 △東毅
2008夏 
2008秋  ?険持ちよ ▽中道裕大 △福田宏 ▲平手将之
2009冬  ×高枝景水
2009春  ▲灘谷航 ?ひらかわあや △柏葉ヒロ ?出口真人
2009夏  ?佐藤五月 ?小林裕和

ギャグ(勝者1名がほぼ自動的に連載)
2007秋  ×坂本 ×小野寺 ×福井 ×萬屋 ◎クリス ×遊眠
2008夏  ×菅野 ◎なつみん ×坂本 ×萬屋

◎本誌 △超 ▲クラサン ▽ゲッサン ×次回作が読切or他社
(※創刊物語や村枝先生の読切は除きました/
 2009春の灘谷先生、柏葉先生は実質宣伝読切ですが一応入れました)

サンデーの場合、連載獲得後には
準備期間が1年~1年半程度用意されるのが通例なので
読切を載せた=連載レースから脱落と判断してよいと思います。
(逆にいえば便りがないのが良い便りになります)

これを参考に考えると
だいたい読切を載せれば50%に近い確率で本誌連載を獲得できるようです。

40号は読切なしで41号からはWEB/増刊組の出張読切が始まるようなので
2009年夏のターンはこれで終わりのようですが
連載確率50%というのは、このターンの2人には酷な条件ですね。
2人とも画力がハイレベルでしたし両方ともに連載を獲得して頂きたいです。
片方しかダメなら、
佐藤先生が「サンデー超」、小林先生が本誌でお願いしたい。


『GE~グッドエンディング~』 流石景(週刊少年マガジン/連載) 評価 4/10

読切版では憧れの先輩ではなく
恋のキューピット役を買って出た黒川さんとくっ付くというありがちな
ストーリーをサラッと描いて連載を勝ち取った作品。

ゲーム好きだと「グッドエンディング」というのは
“マルチエンド形式のゲームで
「トゥルーエンディング」や「ベストエンディング」のように
全てが解決するわけじゃないけど主人公は幸せ”
みたいな意味合いで使われる言葉と認識していると思います。
この漫画もそういう使い方をしているんでしょうね。

さて、期待の連載第1話ですが残念な出来でしたね。
まさか読切版を薄めたものを連載化させるとは思っていませんでしたし
先輩のキャラが壊れちゃってるのはどうなんでしょう・・・
黒川と対比させているのでしょうけど
憧れの先輩がこれでは説得力がないような気がしてしまいます

この手の漫画は憧れキャラが大人しくて
お節介キャラがうるさいのがベタなのでその逆を突いたつもりだと思いますが
そうなっているのはその方が都合が良いからなので
逆をついて貰っちゃ困る部分だと思いますが・・・

テニス入部の辺りの展開も強引なのが残念。
あまりにも拙速すぎて全てが軽く見えちゃいました。


そして39号掲載の第2話。
黒川が同じ顔ばかりなのが気になります。いわゆるハンコ絵。
決め顔を描くのにに自信を持っているのだと思いますが
構図がワンパターンで単調に見えてしまいますね。
同じマガジン連載陣の藤崎先生に近い特性を持っているかもしれません・・・。

2009年8月25日

●クラブサンデー新人王決定戦 4週目の結果

◆◆◆クラブサンデー新人王決定戦◆◆◆

4週目の結果は

1位 4.09 『冥途から』葛城一 2位 4.05『薬女』磯西仁

順位的にはまたしても大外れなのですが
『冥途から』が1位になったのは素直に嬉しいです。
連載向きだと思いますしこうなったら勝ち残って貰いたい。

そして、2位は『薬女』
これは意外でした。選ばれてもおかしくない作品だと思いますが
『幸子』と『ゼンの神話』を押しのけてしまうとは・・・
この週はレベルが高かったので残念でなりません。

それでは、めげずに総合王座決定戦の予想に行きたいと思います。

『冥途から』葛城一(クラブサンデー/読切) 評価 7/10

『花は散れども』小野ハルカ(サンデー超/読切) 評価 7/10

『死神さんの時限爆弾』 猫砂一平(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

『薬女』磯西仁(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

『紳士競艇』 森園フミコ(サンデー超/読切) 評価 4/10

『バカ兄コンプレックス』 村市(サンデー超/読切) 評価 4/10

『つりらば』 田口ケンジ(サンデー超/読切) 評価 3/10

『D.O.U.M』小林裕和(サンデー超/読切) 評価 3/10

個人的な評価で見るとこのようになりますが
1位『冥途から』2位『花は散れども』
何しろ、4回連続で外している人間の予想なので当てにならないでしょう・・・
別の角度から予想する必要があると思います。
当然ながら予想をする上で指標になりそうなのが通過作品の通過時の平均点数。
まとめると以下になります。

1位 3.84 『つりらば』 田口ケンジ 2位 3.83『死神さんの時限爆弾』 猫砂一平
1位 4.07 『D.O.U.M』小林裕和 2位 4.01『バカ兄コンプレックス』 村市
1位 4.15 『紳士競艇』 森園フミコ 2位 3.73『花は散れども』小野ハルカ
1位 4.09 『冥途から』葛城一 2位 4.05『薬女』磯西仁

単純にこれで考えれば
1位『紳士競艇』2位『冥途から』になるのでそれが妥当ですかね。

でも、3週目は1位2位が接戦の他の3週と比べて
『紳士競艇』があまりにも圧倒的すぎるので変な違和感を感じるんですけど・・・

個人的には残った作品の中では『冥途から』を一番評価しているので
『冥途から』に連載を勝ち取って欲しいですし
1位『冥途から』で行っておきます。
2位は悩むところですけど3週目を無視して『D.O.U.M』で行っておきます。

2009年8月24日

●クラブサンデー新人王決定戦 3週目の結果

このところ一時的に忙しくてサイトが放り投げ状態でしたが
今日から戻していくんでよろしくお願いします。


◆◆◆クラブサンデー新人王決定戦◆◆◆

3週目の結果は

1位 4.15 『紳士競艇』 森園フミコ 2位 3.73 『花は散れども』小野ハルカ

順位予想的には大外れでしたけど『シヴァっ娘!』を含めた3作品から
選ばれれば順当と言えると思います。

『花は散れども』はやはり評価されにくいんですね・・・
断トツNo1だったらいいなと思っていました。
少し残念ですが、過去の「サンデーR」で行われていた
“ルーキーキング決定戦(ルーキートライアル)”でも、勝ち抜いた
団野博人先生、 高枝景水先生、 四位晴果先生、藤木俊先生、 森尾正博先生よりも
勝ち抜けなかった畑健二郎先生、田辺イエロウ先生の方が
その後大成していることもありますし
この読者に評価させると無難なものを選びやすい一面があると思うので
自分の方向性を信じて頑張って頂きたいです。
やっぱり、個性がある方が圧倒的に有利な世界なんじゃないかと。

それでは、もう締切間近の4週目の予想に行きたいと思います。

『幸子』空詠大智(サンデー超/読切) 評価 8/10

『冥途から』葛城一(クラブサンデー/読切) 評価 7/10

『ゼンの神話』中西真智子(サンデー超/読切) 評価 5/10

『薬女』磯西仁(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

『サンシャインスケアクロウ』今山我楽多(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

『エンジ』河西孝裕(クラブサンデー/読切) 評価 2/10

『エガオノカタチ』一銀(クラブサンデー/読切) 評価 2/10

『玩具修理師』小澤淳(サンデー超/読切) 評価 1/10

『アカメ-今ボクは夕日を見る-』嵐真吾(クラブサンデー/読切) 評価 1/10


この週は上位と下位がハッキリ別れる週だったと思います。

『幸子』『冥途から』『ゼンの神話』が3強で
それに『薬女』が続き、後は下位グループという感じなのではないかと予想します。

評価的に軸は『幸子』で行きたいと思いますが2位が悩むところです。
『冥途から』は好きなんですけど『ゼンの神話』はレベルが高いと思うので
どっちかに入れたいところではあります。
ただ、やはり自分の評価通りに行くべきだと思うので

1位 『幸子』 2位『冥途から』で行っときます。

2009年8月15日

●クラブサンデー8/11,8/14更新分

やっつけ仕事すぎて見ている方が恥ずかしくなる動画ですが
プッシュにはいいんでしょうね。

夏草ベースボール
2話と3話以外は読めるようになっているので
今から読んでもギリギリついていけると思います。


左の項目ですが、ウィジェットはやめて
サンデー系の作家さんのブログ(サイト)へのリンク集にしました。

他にも知っている方がいらっしゃったら教えてください
藤栄先生、十神先生、チキン先生、あづち先生など
サンデーから脱落した作家さんはなしの方向で・・・。


『夏草ホームベース 』第8話 平手将之(クラブサンデー/連載) 評価  ★★★★☆

中途半端的野球ストーリーっぷりが板についてきたんで個人的には好印象。
ラブコメを期待する人にとっては辛いターンでしょうけど。

ラブコメ要素も良いですが野球面もよろしくお願いししたいので
このままのスタンスでいいと思います。
ただ、今回は大成功ですけど
これから部員の増やし方に失敗すると迷走する可能性もありそうかも・・・。


『まにまに』第9話 松浦聡彦(クラブサンデー/連載) 評価  ★★★★☆

これはこれで良いです。毎話楽しみ。
なんだか蓮の実の彫刻が無意味にグロく思えてしまいましたけど。


『タッコク!!!』9告目 福地翼(サンデー超/連載) 評価  ★★★☆☆

なかなか面白い回だったと思いますが
散々引っ張った消える魔球の原理が
石ノ森章太郎先生の『ミラクルジャイアンツ童夢くん』からの
インスパイアなのが残念。
福地先生もこの世代ですから多分に影響されてるんでしょうね。

あと、何がおかしいの?のところで黒化したのかと思って
一瞬驚かされました・・・。
福地先生の作風ならそれはないのでしょうが
黒化すれば黒化しても面白かったような気はします。
まぁホッとしましたけどね。


『ポップコーンアバター』第5話 星野倖一郎(クラブサンデー/連載) 評価  ★★★★☆

相変わらず、かったるさというか、
ダウナ―な雰囲気が維持されていてそれが何より良いです。

バトル中に途切れなく話が進んでいくのでテンポが良いところも
好きなのですが
反面で当然のごとくバトルがおざなりになるので一般受けするのかは謎です。

2009年8月12日

●クラブサンデー8/7更新分+サンデー+マガジン予告

今日はサンデー、マガジンにゲッサンまであって読むのが大変です。
しかし、マガジンは休載が多いですね。

そういえばマガジンとは関係ないですけど
なんか、『バクマン』に5作ボイコットの号を記念で買うとか
ありましたが、あそこだけは漫画だということを忘れて
そんなわけないだろと思っちゃいました。
勢いがあれば、あれ?って思うことを描いても許されちゃうのが
ジャンプの良いところなんでしょうね。


マガジンは来週から流石景先生が新連載
『GE~グッドエンディング~』テーマは“True Love Story”だそう・・・
まぁ微妙ですね。読切時から話は微妙でしたが、
下積みが長い分、画力は高いですし
「カンブリア宮殿」のサンマガの回で、やたら態度がでかくて
原稿のそばでタバコをふかしながら読むようなダメ編集者と
打ち合わせしている姿がなんだかかわいそうだったので
個人的に少し応援しようかな、と思っている作家さんです。

『妖怪ジャンクション』 佐藤五月(週刊少年サンデー/読切) 評価 7/10

WEBでは読めるようにならないと思います。
気になったら買って読むべし

若木先生の『聖結晶アルバトロス』時代の元アシスタントさんだそうです。
若木先生曰く

「めっちゃ寡作」
「ボクが担当なら他に逃げられないうちに即連載や」
「別世界のレベルになったなあ・・・」
「今週のサンデーで断然密度ある絵描いてる」

だそう。寡作作家な時点で週刊連載無理じゃん・・・
と言いたくなりますが
実際、背景がみっちり描いてあって手が込んでるのは
読んでて嬉しくなりました。

話は妖怪を題材としたオムニバス作品なのですが
作風がシュールなのが良いです。
きっちり描き込んであるリアルな世界に妖怪が居て
それらがシュールギャグを織り成すところは斬新だと思います。

「恋するモノの顔」の小豆洗いさんだけじゃなく
「知られざるモノ」の“あの娘”の微笑んでる顔がもう十分怖いのは
シュールにシュールが被さってスゴイ。
見詰め入道さんはあれで癒されるのか・・・

ただ、細かいんで1度読んだだけじゃフルに理解できなかった。
2度目で初めて、チン・・・ポコにも気付きましたし
「揺るがすモノ」は1度目全然理解できなくて2度目揺るがすモノだけ読んで
初めて理解できたぐらい分かりにくかったです。
シュールギャグってそういう面ありますけど・・・

まぁとにかく連載を勝ち取って頂きたいので
アンケは一番面白い作品で入れました。あとは待つだけですね。


『Francesco』梧桐柾木(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

まんカレ努力賞の後、若木先生のアシスタント
で、今回まんカレ佳作を受賞した伸び盛りの新人さん

感想は『テイルズオブエターニア』を代表する
『テイルズオブ・・・』シリーズが好きそうということぐらいでしょうか
どうもオリジナリティがないのが気になります。
新人さんにはありがちですけど・・・。
絵も露骨に拙いのでまだまだだという印象。

“ストーリー・画面の構成力が課題”との編集部評でしたけど
まさにこの通りだと思います。分かった上で受賞させているのなら
改善できる見どころがあるということですから今後が楽しみかもしれません。


『魔法行商人ロマ』第5話 倉薗紀彦(サンデー超/連載) 評価  ★★☆☆☆

本誌への出張掲載が決まって順風満帆でしょうが
連載の方は失速感が半端じゃないです。

道具を与えてそれを使うという縛りがキツイんでしょうね。
かつてTVでやっていた「週刊ストーリーランド」のように
唸るような一捻りが1話の中であると良いのですが
“布の上”のネタはそれほどじゃなかった気がします。

2009年8月11日

●クラブサンデー新人王決定戦 2週目の結果

◆◆◆クラブサンデー新人王決定戦◆◆◆

2週目の結果は

1位 4.07 D.O.U.M(小林裕和) 2位 4.01 バカ兄コンプレックス(村市)

ということでかすりもしませんでした。
小林裕和先生は絵のオリジナリティが全くないとはいえ
クオリティが高いのは間違いないところなので2位はあるかなとは思っていましたが
まさかのまさかでした・・・
ちなみに本誌での読切掲載(39号)も決定なさっているということで
一足飛びの本誌連載も期待したいところです。

もう何が来るのか全然読めませんが3週目の予想に行きたいと思います。

『花は散れども』小野ハルカ(サンデー超/読切) 評価 7/10

『ハナクソプリンス』逢坂知之(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

『豪速球の打ち方、教えます。』 桐谷将一(サンデー超/読切) 評価 5/10

『紳士競艇』 森園フミコ(サンデー超/読切) 評価 4/10

『シヴァっ娘!』 広嶋トウジロウ(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

『蒼空のサンタマリア』団野博人(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

『HERO事始!!』高倉陽樹(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

『今日も小吉!』 遠藤和之(サンデー超/読切) 評価 3/10

『フィールドのハリネズミ』 高橋拓也(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

『ポーターズ』 深代千唐(クラブサンデー/読切) 評価 1/10

頭は小野ハルカ先生の『花は散れども』で揺るがないと思います。
1,2,3週の作品全てを合わせても群を抜いてるんじゃないですかね。
サンデーの読者層に評価されるかどうかが分かりませんが
むしろ、これを評価してくれるサンデーの読者であって欲しい・・・

そして、2位は悩むところです。
個人的な評価から言えば『ハナクソプリンス』か『豪速球の打ち方、教えます。』なのですが
この2つはハッキリ言って人を選ぶと思うので
4点台の戦いになると苦しいんじゃないかと・・・
4人が満点つけても1人が1点つけたらパーになってしまいますからね。
光るものがある作品よりも、フォーマット内に収まっているような
どこかで見たような感のあるありきたりで無難な作品が求められているのだと思います。
個人的にはマイナス要素にしているオリジナリティのなさは、むしろプラスなのでしょう。

となると、森園フミコ先生の『紳士競艇』か
広嶋トウジロウ先生の『シヴァっ娘!』かなと思います。
この2作品はオリジナリティのなさを抜かせば良作ですし

小野ハルカ先生も含めて女流漫画家3人によるみつどもえの戦いになりそうですが
1位『花は散れども』2位『シヴァっ娘!』で行っときます。

2009年8月10日

●クラブサンデー6/23~7/24 Vol.8

6/23,6/26,6/30,7/3,7/7,7/10,7/14,7/17,7/21,7/24

今回は3/4月期まんカレ佳作勢の4作品
月例賞の佳作クラス(=入選できない作品)ということで
本当は何か書くような対象ではないのでしょうけど
ところどころ光るものもありますね。


『ドロケイドロ~D級学園ドラマ』平岡秀章(クラブサンデー/読切) 評価 6/10

2009年3月・4月期まんがカレッジ 佳作 作品。

28歳と言うことで受賞するにはそれなりの理由があったと思いますが
やはり実力者の印象です。

ページをめくる時のワクワク感というかいわゆる引きの使い方が弱い気はしますが
(17ページなんかは18ページ冒頭の「フッ」かあるいは「ならこれを」のコマまで
入れるのが普通なんじゃないかと)
完成度では他の志願者を吹っ飛ばす実力がありますね。
過去の経歴が気になるところです。

しかし、ドロが減っても負けだしお宝が取られても負けってルールはどうなんでしょうね・・・
どっちか要らなかったような気はします。


『サンタさんの時計』加藤広史(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

2009年3月・4月期まんがカレッジ 佳作 作品。作者は26歳。

青年誌でやっていた方の少年誌初挑戦作品と先入観を持っているせいか
なんだか無理して描いているような印象もありますね。
登場人物に感情が入ってなくて淡々としているような・・・
あと、コマ数が多すぎ、詰め込みすぎ、ただ読後感は良かったです。

「自分の描いた漫画が世に出るのは初めての経験」と仰っているので
実際実績はないのでしょうが
ヤングアニマルまんチャレ奨励賞+トップ賞、スーパージャンプ漫画大賞佳作
そして、週刊少年サンデーではまんカレ佳作と
一ツ橋グループを股にかけて賞を獲っている実力者のよう。

http://www.geocities.jp/hqjdm234/h-katolavo.html

客観的に見ると忍耐強さが足りない気もしますが
(本人にしか分からない苦労もあるのでしょうけど)
移籍した理由が書かれているのは珍しいので少し興味深いです。
この世界、上も下もなくてアニマルでダメでもスーパージャンプでは
OKだったりその逆もあるのでしょうね。

ただ、「月刊昔ばなし絵巻」創刊号から連載を獲得し、
今はアシスタントさんもいるようなのでなによりでした。


『独り唄』藤田健(クラブサンデー/読切) 評価 4/10

2009年3月・4月期まんがカレッジ 佳作 作品。作者は25歳。

オチも含めてありがちな題材ですが少し変化させているのでギリギリ読めました。
主人公が幽霊みたいな存在なのにヒロインが幽霊っぽいところのが
上手いのでしょうね。


『サド姫のバスケ』川中康嗣(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

2009年3月・4月期まんがカレッジ 佳作 作品。作者は24歳。

いきなり見開きの頭身がおかしいのでだいぶ損したでしょうね・・・。
全体的に首が長いのが気になりました。それ以外は良くも悪くも普通かなと。

2009年8月 9日

●クラブサンデー6/23~7/24 Vol.7

6/23,6/26,6/30,7/3,7/7,7/10,7/14,7/17,7/21,7/24

今回は新人王4週目対象の6作品。
言うことないぐらい面白いか
コメントつけるに値しないほどつまらないか両極端だった気がすします。
いずれも無料で読めるので読んで自分の感想と比べてくださいね。


『冥途から』葛城一(クラブサンデー/読切) 評価 7/10

セリフが多すぎ&絵がごちゃごちゃしているせいで読みにくかったけど
これは連載で読みたい。

ヤらないか、ってところでかなり驚いたけど・・・


『エガオノカタチ』一銀(クラブサンデー/読切) 評価 2/10

もう少し簡素にすると『ディエンビエンフー』みたいな味が出るんでしょうけど
現時点では中途半端な作画なのが残念。
話はベタなので特に語ることはなし。


『薬女』磯西仁(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

描きたいところも分かって目指してるところも理解できて
画力もなかなかなのに深みがないのが物足りなかった。
間の取り方とか細かい感情の積み重ねが加われば結構有望だと思うんですが


『サンシャインスケアクロウ』今山我楽多(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

藤田フォロアーっぽさが随所に見られますね。
多少毒のある童話として
子供っぽい絵柄と陰の雰囲気の落差を活かそうとしているのだと思いますが
どうですかね。
伝わってくるものがあまりなかった気がします。


『エンジ』河西孝裕(クラブサンデー/読切) 評価 2/10

説明不足で根幹の設定が分かりにくいです。
おそらく別の人生を歩んでいるのでしょうが
良く分からないセリフがありますね。

本誌連載陣である田辺先生、畑先生、藤木先生の一個前の世代のルーキーであり
もうだいぶになるので、それだけ絵はこなれていますが
車に飛び移るシーンが止まっているような感じで緊迫感がなく、
そのせいで終始だらけた印象になっています。
まだまだ連載で読みたい作家さんではないかなと。


『アカメ-今ボクは夕日を見る-』嵐真吾(クラブサンデー/読切) 評価 1/10

遅咲きルーキーさんのようです。
2008年5月にまんカレ努力賞を受賞して
『アーティストアクロ』のアシスタントで下積み中。

高橋しん先生に似ているかな・・なんて思いながら
めくった4ページ目で思わず赤面。

すごく新鮮な感覚・・というならそれを描いて欲しかった。

2009年8月 8日

●クラブサンデー6/23~7/24 Vol.6

6/23,6/26,6/30,7/3,7/7,7/10,7/14,7/17,7/21,7/24

今回は新人王3週目対象の3作品のみ

『HERO事始!!』高倉陽樹(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

クラブサンデー発の読切ですがサンデー超8月号に逆掲載された作品。
それだけクオリティが高いということなのでしょうね。
(代原だとしても1番と言うことに変わりはないと思います。)

確かに絵は良いのですが展開が強引なのが気になりました。
悪魔の佐々木が説教するためにわざとやってんじゃないかと思えてしまうぐらい
都合の良い展開になっちゃってますね。


『蒼空のサンタマリア』団野博人(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

2007年にまんカレ佳作、2008年にサンデーRアンケ1位
そして2作目のこの作品で新人王を勝ち抜けば超orクラサンで連載ですから
出世街道まっしぐらな新人さんと言えるのでしょうね。

しかし・・・
肝心の作品の出来が心もとない。
わがままサンタと強欲マリアと書いてありますけど
それを描けてないですし読者置いてきぼりで話が進んで言っちゃってる気がします。


『ハナクソプリンス』逢坂知之(クラブサンデー/読切) 評価 5/10

デビュー作とのことです。去年28歳と言うことで現在29歳。
まんカレ努力賞を獲得した『愛と戦闘と友情のハナクソ』のリメイクのようです。

ですが、『愛と戦闘と友情のハナクソ』は
『幽☆遊☆白書』の霊丸をハナクソに置き換えたギャグバトル漫画でしたから
結構変わっている気がします。
下品ギャグなだけの作品だと思い込んでいたので後半いい意味で裏切られました。
サンデーの漫画としては認めたくないですが
こういうライトエロ風味なのは「コロコロコミック」だと受けるんじゃないかと。

2009年8月 6日

●クラブサンデー 8/4更新分+マガジン

◆◆◆クラブサンデー新人王決定戦◆◆◆

1週目の結果は

1位 3.84 つりらば(田口ケンジ) 2位 3.83 死神さんの時限爆弾(猫砂一平)

ということで見事に外れ
でも、3強の争いは予想通りなのでやむなし
猫砂先生って実は人気ありそうですね。


さて、めげずに2週目の予想ですが

『ぶっとべ! フィーエルヤッペン部』 猫砂一平(サンデー超/読切) 評価 6/10

『飛ぶがごとく』 森田滋(サンデー超/読切) 評価 5/10

『梅田卓球場物語』 夾竹桃ジン(サンデー超/読切) 評価 4/10

『バカ兄コンプレックス』 村市(サンデー超/読切) 評価 4/10

『ぼくらのヒーロー』 佐倉準(サンデー超/読切) 評価 4/10

『悪魔の家庭教師』 橋本時計店(サンデー超/読切) 評価 3/10

『OH!MYマザー』富士昴(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

『D.O.U.M』小林裕和(サンデー超/読切) 評価 3/10

『ニワトリ帚星』 果向浩平(サンデー超/読切) 評価 2/10

『三年契約』葛城一(クラブサンデー/読切) 評価 2/10

なので

ぶっとべ! フィーエルヤッペン部(猫砂一平)→飛ぶがごとく(森田滋)

で行っときます。
ただ、正直2週目は不作なので猫砂先生1位以外は誰が来てもおかしくないんじゃないかと

絵は『D.O.U.M』なんですけどね。
ヤンジャン連載陣2人のコピーとはいえ、見栄えがするので
話が近未来ネタじゃなければありだと思います。
ジャンルまで似せちゃうと『フェアリーテール』みたいになってしまうので・・・
都築信也先生の原作をつけて連載させて貰いたいです。


『超弩級少女4946』scene#05 東毅(サンデー超/連載) 評価 ★★★★☆

一区切りとなる話とのことで盛り上がりました。
葛藤が1コマで終わっちゃう流れの良さなので
もう少しページ数があればもっと面白くできたように思いますが
東先生ならではのテンポ(構成力)とも言えるかもしれません。

3分ということでウルトラマン的な発想で(作者は『ウルトラマンA』を連想しているよう)
話を広げやすい設定のように思いますが3分で消化されちゃうってのも嘘なのか
次号を読んでみないと良く分からないですね。


『サムライナンバー11』第5陣 野田宏(クラブサンデー/連載) 評価  ★★★★☆

当初空回り気味だったギャグが冴えて急激に面白くなってきました。
ビュー数、満足度、人気急上昇、この3つのランキングで
1つもランクインしていないのは22作あるうちでも
これと『UNDEAD』『銀塩少年』『魔法行商人ロマ』だけという超不人気ぶりですが
この回からだけでも十分に読める内容なので
巻き返す可能性もありそうな気がします。
『ロマ』は本誌に読切掲載されれば持ち直すでしょうし
今のところ危ないのは『UNDEAD』と『銀塩少年』でしょうか・・・


『ティジクン!』 原作:横山雅彦 漫画:大柴健(週刊少年マガジン/連載) 評価 2/10

1話がWEB公開されてから書こうと思ったんですが
内容が薄くて忘れそうなので・・・

いかにも人気の出そうな絵柄に挑戦しているのは伺えますが
まだ若いせいか拙いのが気になりました。
特に本誌24ページの小コマの歪んだ顔が気になります。
心が不安定になるような・・・

主人公とヒロインの描きわけができていないというか
ヒロインが主人公みたいな顔で描かれているコマがあるのも気になります。
一見だけでは誰か分からないので読むのが疲れます。

対して、背景はいいんじゃないかと。
夜の街のシーンだけ青年誌並みに背景がしっかりしてるのは好感が持てます。
アップでもフォロされてたり細かい。
人物じゃなくて背景に目が行っちゃいますけど、
夜の街を舞台にした漫画ですよ。というアピールならば納得です。

ストーリーは前述の通り空気。
「最強空手漫画」だそうですが空手のシーンが分かりにくいです。
生徒会長が高校初の偏差値50越えという設定は割り切ったなぁ・・・と。


(お返事)
>2009/08/04 22:30
自分も『キャットルーキー』『鬼切丸』並みの長期連載、
あるいは週刊本誌への栄転を期待してます。
ただ、今は始めたばかりですし、生みの苦しみみたいなものもあるんじゃないですかね。
これを越えたら安定期に入ってさらに面白くなるような気がします。
実際『うえきの法則』も途中から大化けしましたし福地先生ならば期待できると思います。

2009年8月 3日

●クラブサンデー6/23~7/24 Vol.5

6/23,6/26,6/30,7/3,7/7,7/10,7/14,7/17,7/21,7/24

今回は「サンデー超 JULY号」の読切
原稿料が倍だそうですから
その分、WEB組と比べると比較的質の高い読切が揃ってますね。


『ゼンの神話』中西真智子(サンデー超/読切) 評価 5/10

2001年ジャンプの月例賞 天下一漫画賞で編集部特別賞(16歳時)
2001年下期の手塚賞で最終候補
2003年上期の手塚賞で最終候補(18歳時、中西まちこに改名)
2003年下期の手塚賞で佳作
2004年21号の週刊少年ジャンプでデビュー
2006年サンデーの月例賞 まんがカレッジで努力賞(21歳時、中西真智子に再改名)
2008年サンデー超で「小学館」デビュー

という入り組んだ経歴の持ち主です。でも、ありがちなパターン。
ジャンプでダメでもサンデーで成功する方は多いですし
サンデーでダメでもマイナー誌で成功する方も多いですね。

比較的に若い方なのに
絵も話もセンスが80年代(しかもマイナー誌風)なのが残念ですが
サラブレッドだけあって画力が高いので余計に惜しい。

全体に少し青臭さというか、むず痒さがあるので
素直に物語に入り込めない部分があるのですが
女性キャラに関しては素が出せていて魅力的だと思うので
男性キャラの方にもう少し人間味があると違うのかもしれませんね。
そういう意味でも終盤の展開が残念でした。

作画担当にして原作つけた方が大成するかも?


『花は散れども』小野ハルカ(サンデー超/読切) 評価 7/10

実力派とアオリが入っていますが↑の方よりも4歳上なので
その分、実力はあって当然。
28歳ということでそろそろ連載を狙いたいところですが
会心の作品なんじゃないかと思いました。

主人公がゆうきまさみ先生の描くおっさんキャラみたいで
青年誌向けの地味な作品になっているので
サンデー読者に評価が得られるのかは謎ですが全体的に瑞々しさがあって好印象。

挫折はしっかり描けてますが
克服のプロセス、特に女性側の克服のプロセスがやや弱かったのが
もの足りないぐらいでしょうか。
男は女々しい女性は強いでいいのかもしれませんけど・・・


『幸子』空詠大智(サンデー超/読切) 評価 8/10

『ローゼンメイデン』・・・ではなく楳図先生の『ねがい』のパロディみたいな内容。
と思ってたら戦い出すと『ハイクロ』のトミ子みたいになってますね。

前作『ドクロな君と!』 から続いての変化球ネタでしたが
個人的にはこっちは高評価してます。
幸子とター君のコンビもこなれてますし、幸子もあれでなんだかかわいい。
これはそのまんま連載化できるんじゃないかと。
クラブサンデー新人王候補かもしれませんね。


『玩具修理師』小澤淳(サンデー超/読切) 評価 1/10

これはノーコメント。コメントをつけられる内容ではないです。
強いて言うならありきたり。
『カゲシバイ!』で本誌に載ったこともある作家さんなんですけど・・・。

2009年8月 2日

●クラブサンデー6/23~7/24 Vol.4

6/23,6/26,6/30,7/3,7/7,7/10,7/14,7/17,7/21,7/24

連載作品はあれで終わりなので残りは読切ですが
新人王決定戦の絡みで公開期間が延びてるものもあるので
まずは新人賞受賞作品から読んで行くことにします。


『ex―エキス―』 山田キノコ(サンデー超/読切) 評価 3/10

http://review-site.net/new/2009/05/_5.html
『座敷父』、『悪魔のオーキッド』と月例賞で同期入選の作品です。
ですがこれは他の2作品と違って作者が当時16歳と若いのが特徴。

相変わらず漫画家さんに人気な
コグスウェルの『壁の中』系でありがちな話だったり
作画が安定してなかったりところどころ無茶な構図があったりしますが
年齢が年齢ですし完成されていないのが逆に良いんじゃないかと。

可愛い絵が描けてますし伸びしろたっぷりでしょうね。
16歳とはいえ、これで入選というのはちょっとやりすぎかな?と思いますが
それだけにかえって編集部の期待の強さが伝わってくるような気がします。


『ドヴゥーコプゥー』 千石真博(クラブサンデー/読切) 評価 8/10

2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ入選作品。

“表現力のないアントンシク先生”みたいなコンプ系の絵柄ですが
20歳でこれなら上積みは期待できそうです。
メインストリームになる作家ではないでしょうが固定ファンが付きそうな気がします。

表現力は文句なし、お話も細かいところ抜きにして勢いで感動してしまいました。
琴線に響くような懐かしさもありますね。


『ことらぶ!』 土星フジコ(クラブサンデー/読切) 評価 6/10

2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ佳作作品。

『さすがの猿飛』を思い起こさせる作品ですが
魔子と比べるとヒロインの魅力が落ちるのがマイナスです。
100%カンペキ美少女とアオリが入ってますが
いきなり顔が歪んでるように見えるのがなんとも・・・

(´・ ω ・`)←こいつとの対比を際立たせるためにも
もっともっと完璧であってもらいたかった気がします。

ただ、19歳ですからこれからですね。
連載を目指すという目標を書いてくれているので応援しやすい新人さんだと思います。
連載を狙う意志を示してない作者さんのことは書くだけ無駄ですからねぇ・・・


『MEPHESTO』 西尾洋一(クラブサンデー/読切) 評価 3/10

2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ佳作作品。

5年前、同じ賞で努力賞を取った作家さん
雑誌掲載歴はありませんが
連載作家さんのアシスタントとしては名前を見たことがあります
若木先生のブログによると佳作以上が賞持ちになるようなので
遠回りしましたが晴れて賞持ち作家となったようです。

賞を取った時の選評に
>次作はより個性的なテイストに期待!!
とありましたが、これは物凄くオブラート包んだ優しいコメントで
基本的にどこかで見た場面、聞いたセリフの集合体で
成り立っているような作品なのが気になります。

血だらけになってるのにいてぇとも言わず
現実的な重みがない作品なのも残念でした。


『COSMOS MUTANTS』 ひろばぎんが(クラブサンデー/読切) 評価 1/10

2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ佳作作品。

右上から左下に流れる目の動きに合わせてつくられていないので
読みにくいです。
無駄なコマを詰め込み過ぎているので絵もごちゃごちゃしてます。

逆にいえば最低限のことを教わらないでこれだけ描けるわけですから
才能にあふれているのでしょうね。

2009年8月 1日

●クラブサンデー 7/31更新分+マガジン+サンデー

なんか←のウィジェット
『夏草ベースボール』が『草ベースボール』になっちゃってますね。
なんだか草野球みたいです・・・。

『夏草ホームベース 』第7話 平手将之(クラブサンデー/連載)

新キャラがちゃんと野球になりそうな2人組でホッとしました。
曽根は足りない技術面を気合でなんとかするタイプだと思いますが
栄も上手く特徴を活かした活躍をさせて貰いたいですね。


『だぶるじぇい』 原作:野中英次 作画:亜桜まる (週刊少年マガジン/連載) 評価 7/10

(マガジン掲載時は全頁の横にアオリが入ってました)

ギャグ作家に原作をやらせるという実験的な作品。
マガジン版デスノート計画でしょうか・・・。

亜桜まる先生による萌え系の絵なのに
全編ツッコミ待ちの野中英次先生の作風でもあって不思議で
シュールな漫画に仕上がってますね。

スゴく面白いという漫画ではないですが載ってたら絶対に読みたい
癖になる漫画だと思います。

雑誌の大きさで読むと引き伸ばしたような太い線なのが
少し気になるところでしょうか。
WEBでこのサイズで読むと全く違和感がありませんが
このサイズで全く違和感がないというのは逆に言うと変ですよね。


『ジオと黄金と禁じられた魔法』 桐幡歩 (週刊少年サンデー/連載) 評価 1/10

『天国の本屋』のコミカライズを担当した桐幡歩先生による初連載作品。
元々細かい線を繊細に重ねて描くタイプでしたが
連載で大量生産を強いられることによって
1コマ1コマの描き込みが足りないので雑に見えてしまいますね。

結果、悪い方に出てしまったような気がします。
それに氷の表現をもう少しなんとかして欲しかった。
あれでは落書きみたいに見えてしまいます。
今、サンデーでやっている第3話は結構こなれてきているのでこの1話は余計に残念。