●クラブサンデー6/23~7/24 Vol.4
6/23,6/26,6/30,7/3,7/7,7/10,7/14,7/17,7/21,7/24
連載作品はあれで終わりなので残りは読切ですが
新人王決定戦の絡みで公開期間が延びてるものもあるので
まずは新人賞受賞作品から読んで行くことにします。
『ex―エキス―』 山田キノコ(サンデー超/読切) 評価 3/10
http://review-site.net/new/2009/05/_5.html
『座敷父』、『悪魔のオーキッド』と月例賞で同期入選の作品です。
ですがこれは他の2作品と違って作者が当時16歳と若いのが特徴。
相変わらず漫画家さんに人気な
コグスウェルの『壁の中』系でありがちな話だったり
作画が安定してなかったりところどころ無茶な構図があったりしますが
年齢が年齢ですし完成されていないのが逆に良いんじゃないかと。
可愛い絵が描けてますし伸びしろたっぷりでしょうね。
16歳とはいえ、これで入選というのはちょっとやりすぎかな?と思いますが
それだけにかえって編集部の期待の強さが伝わってくるような気がします。
『ドヴゥーコプゥー』 千石真博(クラブサンデー/読切) 評価 8/10
2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ入選作品。
“表現力のないアントンシク先生”みたいなコンプ系の絵柄ですが
20歳でこれなら上積みは期待できそうです。
メインストリームになる作家ではないでしょうが固定ファンが付きそうな気がします。
表現力は文句なし、お話も細かいところ抜きにして勢いで感動してしまいました。
琴線に響くような懐かしさもありますね。
『ことらぶ!』 土星フジコ(クラブサンデー/読切) 評価 6/10
2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ佳作作品。
『さすがの猿飛』を思い起こさせる作品ですが
魔子と比べるとヒロインの魅力が落ちるのがマイナスです。
100%カンペキ美少女とアオリが入ってますが
いきなり顔が歪んでるように見えるのがなんとも・・・
(´・ ω ・`)←こいつとの対比を際立たせるためにも
もっともっと完璧であってもらいたかった気がします。
ただ、19歳ですからこれからですね。
連載を目指すという目標を書いてくれているので応援しやすい新人さんだと思います。
連載を狙う意志を示してない作者さんのことは書くだけ無駄ですからねぇ・・・
『MEPHESTO』 西尾洋一(クラブサンデー/読切) 評価 3/10
2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ佳作作品。
5年前、同じ賞で努力賞を取った作家さん
雑誌掲載歴はありませんが
連載作家さんのアシスタントとしては名前を見たことがあります
若木先生のブログによると佳作以上が賞持ちになるようなので
遠回りしましたが晴れて賞持ち作家となったようです。
賞を取った時の選評に
>次作はより個性的なテイストに期待!!
とありましたが、これは物凄くオブラート包んだ優しいコメントで
基本的にどこかで見た場面、聞いたセリフの集合体で
成り立っているような作品なのが気になります。
血だらけになってるのにいてぇとも言わず
現実的な重みがない作品なのも残念でした。
『COSMOS MUTANTS』 ひろばぎんが(クラブサンデー/読切) 評価 1/10
2008年12月・1月期のサンデー月例賞 まんがカレッジ佳作作品。
右上から左下に流れる目の動きに合わせてつくられていないので
読みにくいです。
無駄なコマを詰め込み過ぎているので絵もごちゃごちゃしてます。
逆にいえば最低限のことを教わらないでこれだけ描けるわけですから
才能にあふれているのでしょうね。