●クラブサンデー読切 8月~10月 Vol.4
『姉パニッ』 田口ケンジ(クラブサンデー/読切) 評価 3/10
※比較基準 『つりらば』 評価 3/10[前作]
この作者さんに恨みがあるわけではないですが 『つりらば』は
本当に38作品の頂点に立つべき作品だったのか未だに納得行ってないです。
それだけにこの『姉パニッ』でポテンシャルを見せて欲しかったのですが
微妙だったと思います。
活発な姉に振りまわれるってのは何度目だ?ってぐらいありがちなので
変化球を交えて貰いたいのにそれもなく
パロティとかでお茶を濁しているので印象悪いです。
『落第キューピッド』 富士昴(クラブサンデー/読切) 評価 7/10
※比較基準 『OH!MYマザー』 評価 3/10[前作]
前作デビュー作で母親がヒロインの作品をあまり評価することができませんでしたが
今回は細かい設定を抜きにすればラブコメとして王道の作品で
素直に評価できる気がします。
行き当たりばったりではなく
しっかりオチから計算して組み立てたストーリーなのも良い。
36ページですけど無駄がないです。
『GOAL RUSH』 山仲剛太(クラブサンデー/読切) 評価 5/10
まんカレ 2008年2月期 努力賞(27歳・東京都)
どうやらサッカーが好きのようですね。
せっかくなのでサッカー漫画で大成して頂きたいです。
話は昔から使い古された良くあるパターン。
サンデーの直近だと『ゴールデンエイジ』がこのパターンだったでしょうか。
この批評をずっと読んでくれてる人は
良くあるパターンって評するの多すぎじゃね?と思うかもしれませんけど
新人さんなので話の独創性よりはオーソドックスなもので
どれだけ描けるかを競うので良いんじゃないかと個人的には好意的に捉えています。
なので、話はこれでいいと思いますが
主人公が別の世界観の人間のようでそれだけで萎えます。
特に髪型が酷い。27ページの5コマ目ぐらいの感じだったら
行けるかもしれませんけど・・・
それよりも「おめーらかこれ貼ったの?」のやつらが描けるなら
こいつらで絵柄を統一できればそれなりに需要がありそうですが・・・。
それに基本的に動きのない絵なのでスポーツものを描くんであっても
『キャプテン翼』のような身体能力での攻防のようなコミカルなタッチよりは
『スラムダンク』のようなシリアスな絵に
切り取った一瞬の心理描写を入れる方向性の方があってるんじゃないかと。
『ヤワラノミチ』 赤池伊織(サンデー超/読切) 評価 3/10
新GIガンガン杯 2006年6月期 期待賞 (21歳)『EDOカラクリ奇譚』
まんカレ 2008年5月期 佳作(23歳・東京都)
柔道漫画、延いては格闘技漫画の描き方をマスターしたって感じの
描き方だと思います。教科書通りですが迫力は感じるのでそこは期待大。
ですが、主人公の顔がイマイチ。
90年始めぐらいの古臭い顔に感じてしまいます。
赤池先生の過去作も違う方向に古臭いので修正段階なんでしょうが
これを直すのは大変かもしれないです。
