PlayStation 2(hu)
Φ(ふぁい)なる・あぷろーち(Final approach)
FINAL FANTASY X(ファイナルファンタジー10)
FINAL FANTASY X INTERNATIONAL(ファイナルファンタジー10 インターナショナル)
FINAL FANTASY X-2(ファイナルファンタジー10−2)
FINAL FANTASY XI -ONLINE-(ファイナルファンタジー11 オンライン)
FINAL FANTASY XII(ファイナルファンタジー12)
ファイプロ・リターンズ
ファイヤープロレスリングZ
Fantastic Fortune 2(ファンタスティックフォーチュン2)
FANTAVISION (ファンタビション)
PHANTOM KINGDOM (ファントム・キングダム)
FIFAサッカー ワールドチャンピオンシップ
FIFA ストリート2
風雨来記2(ふうらいき)
PHASE PARADOX(フェイズパラドックス)
Formula One 2004
BUSIN -Wizardry Alternative-
武刃街 BUJINGAI
FLYING CIRCUS(フライングサーカス)
BLOOD THE LAST VAMPIRE 上巻(ブラッド ザ・ラスト・ヴァンパイア 上巻)
BLOOD THE LAST VAMPIRE 下巻(ブラッド ザ・ラスト・ヴァンパイア 下巻)
ブラボーミュージック
ブラボーミュージック クリスマスエディション
ブラボーミュージック 超名曲盤
プリンス・オブ・ペルシャ〜時間の砂〜(Prince of Persia: The Sands of Time)
ブレス オブ ファイア V ドラゴンクォーター
プロジェクトFIFAワールドカップ 〜それなら君が 代表監督〜
プロ野球シミュレーション ダグアウト'03 the TURNING POINT
プロ野球JAPAN 2001
プロ野球スピリッツ2004
プロ野球チームをつくろう!2
プロ野球チームをつくろう!2003
プロ野球チームをつくろう!3
FRONT MISSION 4(フロントミッション フォース)


Φ(ふぁい)なる・あぷろーち(Final approach)
 オークス,プリンセスソフト/明記されず アドベンチャー 2004年10月07日 DVD-ROM

批評者  温泉タマゴ                   評価 9

ストーリーにスムーズに引き込まれることとさっぱりした展開には好感が持てました。
キャラクターの設定・デザイン・声のバランスが抜群。
一般的にはプレイ時間が長いことが美徳とされる傾向にありますが
それを無視して、つまらない引き延ばしをせずに面白い部分だけ短くまとめてあるのが良いと思います。
声優陣が有名どころなのもそうですが1枚絵も贅沢に使用されているので豪華な感じがしました。
オリジナルドラマCDの『Φなる・わーど』も面白いし重要なので買うなら初回限定を購入しましょう。


FINAL FANTASY X(ファイナルファンタジー10)
 スクウェア/スクウェア RPG 2001年07月19日 DVD-ROM

批評者  黒魔導士                    評価 8

音声が入ったことが全てに好転している
今まで演出だのなんだのとスクウェア得意のもっともらしい「いいわけ」をつけて
避けてきたんですが音声が入ったことによる影響は予想以上に凄かった
演出面は大幅に強化されたことは言わずもがなだし
物語への感情移入もすんなり出来たなにより、今まで間もちしなかった
イベント部分が音声追加によりだるく感じなくなった
今までFFの欠点のほとんどは音声が出ないことだったことだ再確認できた
それだけでも遊んだ価値はあったように思います

批評者  みつる                     評価 4

綺麗、綺麗、とFFならなんでも綺麗なのだろうか?
今回は綺麗ではない
人物のポリゴン数が圧倒的に少ないと思う
さらに今回、アドベンチャーとも言える仕上がりにしたのは
FFというRPGの看板タイトルにとって看板の付け替えに他ならない
そこがちょっと残念に思えた
まぁ、それでもFF9の時の最大の欠点も直されていて
のコマンド入力で即コマンドが発動するのでテンポがいい
戦闘中の音声もパターンは少ないものの華を添えている
とはいえ、相変わらず詰めが甘く大きな欠点がある
それはダンジョンでやらされるパズルゲーム
操作性が最悪な上にテンポも非常に悪く救いようがない
これがなければ及第点だったのだが・・・・・・

批評者  The Fool                    評価 9

エンディングを観るまで、50時間ほどかかりましたがその時間を遊ぶ価値は十分にあったように思いました
最後のさわやさが何ともいえませんでした
思い通りにならないもどかしさの方が名作には必要だと思いますが
たまにはこんな思い通りになる作品もアリのような気がします
あと、アルベド語の辞書による複数回プレイの布石はアイディアとして秀逸だと思う

批評者  悪魔くん                    評価 2

もっとすごい映像で出してくるのかと思ったけど・・・・ガッカリしましたね
これを綺麗と言ったら他のゲームがかわいそうなくらい平凡
驚くのはこれのためにPS2を買った人ぐらいではないかと思う
もはや、スクウェアにとてつもない映像を作る力はないと言うこと

批評者  QOO                     評価 9

今回最高なのは「声」があることです。
あれこれ気になる点を挙げたらいくらでもありますがそれはあげあし取り
今回は声の演出によりFFの3人称でのRPG表現と音声の相性の良さが実証されたように思います
いろいろな場面でのキャラクターの感情がよりわかるようになり、ストーリーに溶け込みやすくなりました
それに、シリーズ最高のストーリーというところもポイントでしょう
非常に感動的なストーリーでした
今までストーリーをバカにしてFFを敬遠していた人もこれならどうでしょうか?

批評者  Nao                     評価 7

私はチャラ男の主人公とラリった目のヒロインに違和感を感じ
さらにボイスアクターの方の大人っぽすぎる声に不快感を感じ
売りにしている綺麗な映像も以前までのスクウェアのムービーに見慣れているせいか
全く魅力的に感じないんですけど
と途中までは思っていたのですが最後まで遊ぶまでに慣れました
ただし、RIKKIの「素敵だね」はどう考えてもキモイ

批評者  エナメル                    評価 6

今回も結構長かった。約50時間ぐらいかかりました。
RPGぽくないのが気になりましたが結構面白くてムービーも綺麗で言うことなしなんですけど。
ムービーの量が少なすぎるのが気になる。
そのせいでゲームが非常に単調に感じられます。
制作費を抑えるためでしょうが不満が残りました。
あと、FFの特徴だったATB(アクティブタイムバトル)を廃止したのはどういうこと?

批評者  ジュウ                     評価 5

声が入ったところはやはり大きいですね
戦闘中の声の少なさは気になりましたがやはり声があるのとないのとでは臨場感が全く違います
ただし、値段が9000円というのはさすがに高い気がします
1万円をゆうに超す時代もあったんですが
今は2000円で映画が買える時代だけにより映画的になったFFも値下げして欲しかった
今回も生と死を考えさせられるようなFFらしいシナリオなんですが
やっぱり、有名俳優を使い制作費ばかりを気にしたハリウッド映画っぽい
ちゃちなシナリオです
そういうところは映画もゲームも同じなんだなぁ

批評者  NAOMI                   評価 8

正直言って複雑な心境です
今回のFFは抜群に面白いんですがそれはFF8が目指したものの延長なのです
つまり、このFFはファミコンのFFもスーファミのFFも 完全否定しているんですよね
「今までのFFは失敗でした。これが理想なんです」 という感じに・・・
実際、このFFを遊んでしまったら人形劇でしかない過去FFは遊べなくなるでしょう

批評者  zaki                       評価 9

映像が綺麗だから個人的には好きなソフトです。
ストーリーも悪くないし感動したのはたしかなんですけれども。
やはり、他のシステムがどうかと思います。戦闘時の順番なんかもドラクエっぽかったし。
あと飛空艇を操作する(飛ぶ)部分もなかったのがどうかと思いました。
それとやっぱりRIKKIの歌は気持ち悪い気がしました。
あと、もっとすごいCGがどうとかありますけれどもCGもさすがにあれが限界なんじゃないですか?

批評者  さむらい                    評価 9

ハードがPS2になって初の「FF」。
今回の目玉はなんと言ってもボイスが入ったことと、従来のATB(アクティブタイムバトル)が無くなったこと。
他にもワールドマップという概念が無くなったこと、ほとんど継ぎ目のなくなったフィールドや、
武器や防具に固有の攻撃力や防御力といったものが無くなったことなど、数えればキリがないほどの変更点にあふれている。
それを総合的に見た場合、非常に高水準のゲームとなっていると感じた。
よく「グラフィックが綺麗なだけ」「ムービーにゲームがくっついたようなシロモノ」などと言われていますが、
決してそんなことはありません。
ワールドマップがなくなったことに関しては賛否両論がありますが、
大体従来のほとんどのRPGのように何もない平原の中にポコッと町なんかがあったらおかしいでしょ。
それがゲームの世界だ!と言い切ってしまえばそれまでですが、
今回のFF×の様にそれぞれの町を街道や森のフィールドでつなぎ、
それぞれの場所でイベントが起こるようにすることで実際に旅をしている感覚が生まれ、
現実的になったと言えるのではないでしょうか。
また今回はCTB(カウントタイムバトル)と言う新しいバトルシステムが導入されていますが、これもなかなかいいと感じました。
言ってしまえばただのコマンド入力型の戦闘ですが、一手先、二手先を読んでから行動を決める面白さがあって、
ATBほどのスピーディーさはありませんがただ漫然とボタン連打で乗り切る戦闘とは一線を画す面白さがあります。
ただ唯一の不満点はストーリーです。
大筋はとてもよく、歴史的背景もよく練り上げられていて、先の読めるところはあるにせよ感情移入できるものだったのですが、
エンディングがよろしくない。やっぱり最後はハッピーエンドで終わってほしかったですね。
\のような大団円で終わるとやっている側もいい気分で終わるでしょ。そういうのを追求してほしかったです。
まぁ今回の結末はいろいろな部分でどんでん返しを狙ったものだとは思いますが、
最後になんともいえないもの悲しさが残るのはいかがなものでしょうか。
とはいえFF×は名作と呼べる一本だと思います。賛否両論が渦巻こうともやはりいいものはいい。
まだやっていない人はあれこれ言う前にやってみることをお勧めします。
ぜったいアルティマニアを買ってやりこみたくなるでしょうから・・・。

批評者  K                        評価 6

いわずと知れた、RPGの超王道の作品。メーカーは巨大で、製作者もさまざまな部門に細分化されていて、
数人もしくは数十人のチームでつくるようなRPGではない。いえばオーケストラのような作品です。
その名声と開発費、しいてはその歴史を仰ぎ見て、海外での注目度も高い。
まず、プレイ時間はアルティマニアを熟読してどのように進めようとも40時間はかかってしまいます。
(最速をめざして、だましだましクリアしていっても結局最後でレベル上げを余儀なくされた)
ゲーム中には、ブリッツボールやパズルなど、戦闘がCTBな分サブゲームではスピードが要求されます。
パズルゲームは正直ただゲームの進行を難解にして、やる気をさぎ苦痛なだけでした。
つまり、このように細分化されて、オーケストラのように様々な楽器が諸所方々で異なる音を奏でる、
その権威を見せ付けるには十分に圧倒されるゲームです。
まとまりがない。   なるほど、私がこのファイナルファンタジーに対して率直に感じる感想です。
あるところでは、シナリオライターが書き、イラストレーターが描き、プログラマーがプログラミングをして、
それはそれぞれの場所で完成されているだけであって、まったく統合性に欠けるということです。
もちろん、芯になる部分はシナリオというだろうけれども、それならば、
なぜダンジョン内で無意味なサイゴのようなパズルにおちいるのか、
なぜインターフェイスにこだわりすぎて、装備するものを選べなくなるのか。。一つ一つをゲームとしたら、
完成度は高いし、すばらしいものだと思うけれどもこの宝石のように散りばめられた思惑は、まるでかみ合っていない。
これが、ただセールスだけを狙い、商業的ゲームに陥ったファイナルファンタジーの姿である。
彼らは、「私たちはやるだけやってるんだ。ゲームをやったら分かるだろ!?」こう問いかけるはずだし、その根拠もある。
しかし、ゲームを作るのにおいてもっとも大切な情熱が欠け落ちたこのシリーズに魂はない。
何10人、何100人エキスパートを集めてゲームを作るよりも、そ
のゲームを作るにあたって核になる人間と数人いるほうが、僕たちにとって面白いゲームを作ってくれると思う。

批評者  ひっき                     評価 7

テーマは究極の幻想?なのか良く分からないが、死んでたり生きてたり忙しい。
ありがちな内容といえばそれまでだが『DQ6』と被る部分が気になった。
ストーリーは個人的には及第点とは言いがたいものだったが美麗なムービーと今作から導入されたボイスが盛り上げてくれた。
今まで音声を入れないことについて色々言い訳していたが、結局音声を入れたことで大幅に演出面が強化されている。
ただ、音声が入っているわりに登場人物に表情がないので不恰好な感じは否めない。
散々いわれている通り、チャラ男(死語?)とバカ女のカップルはどうにかして欲しかった。
テーマソングのメロディは抜群に良いのだが歌詞つきのを聴いてガッカリした。
歌手と歌詞は何とかならなかったのだろうか?
グラフィックに関してはPS2になっても1枚絵と3Dとムービーを使い分けていて好感が持てた。
フル3Dになって酔ったらどうしようとか思っていたが取り越し苦労で良かった。
戦闘システムではATBが廃止されCTBが採用されている個人的にはATBはマッタリできないので好きではなかったが
CTBは面倒くさくて行動順番なんて考えたくないと思った。
細かく考えるより雑魚敵倒して強くした方が建設的だし疲れない。要するにマニアっぽすぎる。
武器がたくさん手に入るのはいいが、いらないものといるものを分けておけないので増えるにつれて苦痛を感じた。
最強のものを装備するだけではなくて用途別に使い分ける必要があるのでこの辺は何とかしてもらいたかった。
成長システムはスフィア盤と呼ばれるボードを埋めて成長するものが採用されているが
ある程度自由度が制限される上に他のキャラのゾーンに入ってしまうと個性がなくなるのが困りもの。
必要なものだけを必要な手に入れて自由にキャラをカスタマイズみたいなことはやりにくい。
キャラごとの特性を活かすために敵に対して有利不利をはっきりつけているが
逆に言えば敵に合わせてキャラを入れ替えるだけの単調な内容になってしまっている。
それだけでも面倒なのに道が分かりにくくエンカウント率がバカ高いので苦行に近い印象を持った。
エンカウントなしのアイテムはもう少し早く手にいれられても良かったのでは?
ミニゲームとして挟まる「試練の間」は存在が苦痛だった。答えが分かっても実行するのに時間がかかりすぎる。
「ブリッツボール」はまんま『キャプテン翼』で唖然とした。そのまま再現してくれれば少しは評価もしたが、
もっさりとした動きや相手も同時に強くなってしまうゲームバランスのせいで滅茶苦茶。
フィールドがなく1本道のロードRPGなのはさすがに問題があると思った。
やらされている感は誰もが感じると思う。
その中でお馴染み「好感度」の要素は面白いと思ったが、例えリュックやルールーに気に入られても
大勢どころかストーリー展開が変わるわけではないので虚しいだけだった。
今回はとりあえず最後の方までノーヒントで進めてアルティマニアを見ながら
(出来るだけ)サブイベントを回収するという方法でプレイしクリアタイムは47:29。平均的だと思うので目安になると思う。
バトルマニアは存在価値を感じなかったがアルティマニアのシナリオマニアの方は使い勝手が良かったのでオススメしたい。

批評者  NICKYNICKY                   評価 2

(注.ネタバレあり)
ファイナルファンタジーの中で一番の駄作。まずストーリーに疑問が出てきてしまう。
ネタバレが入ってしまうが、ユウナとガード達はすごい決意で最終召喚を手に入れようとしていたのに、
ティーダの介入などで、最後の最後でユウナが死ぬことが惜しいという事になり、
メチャクチャ重要な人物を自分たちの自分勝手な感情で倒す。
そしてほとんど計画なしの行き当たりばったりでシンを自分たちで倒すという事になる。
その時点ででライバルの召喚士達などが協力的な発言をするのはあり得ない。
もっと批判の声がゲームの中の世界中から出てくるはず。もしシンを倒せなかったらどうするつもりだったのか。
ホントにメチャクチャなストーリー。
全体的に描かれているのがユウナ達のことだけの狭い世界観で、
そこにありきたりな恋愛ストーリーを入れているという時点でこのゲームに突き放されていたのに、
ここからもっと遠くに飛ばされた気分。ゲームとして見ても長いだけの一本道ゲーム。映画としてみても最悪のストーリー。


FINAL FANTASY X INTERNATIONAL
(ファイナルファンタジー10 インターナショナル)

 スクウェア/スクウェア RPG 2002年01月31日 DVD-ROM(DVD同梱)

批評者  エナメル                    評価 7

あなたは洋画どちらで見ますか?誤解を恐れずに言えばそういうことです。
もちろん、絵が日本のオタクマンガ風だとか字が主体だとか違う点は多々ありますけど
声かわるだけで雰囲気だいぶ変わりますよ。
僕はFFXの方もプレイしているんですが今回強くそう感じました。
海外版。確かに海外版なんですがFFはイメージ的に英語だ!とかいう意見もあると思いますし
逆にこちらの方が本流といってもいいような気すらします。
声についてはそんな感じです。どちらか一方しか遊べないのなら僕はこっちを選びます。
FFXは子供用(小中学生用)。インターナショナルは大人用(それ以上用)。という感じですね
FFXからの追加要素は新ボスとか新アビリティ、 新スフィア盤などがあるんですが
特筆して言うほどのことはない。
ファン的にはメインの特典DVDですが内容が15分程度でやや薄だし、
続編を予感させる消化不良な終わり方で余計に余級不満になった気も・・・・
インターナショナルを遊ぶ気がないのなら購入しない方がいいと思う。

批評者  さむらい                    評価 7

国内で大ヒットしたFF×のインターナショナル版。ストーリーその他での変更はまったくなし。
ボイスが英語になったり、隠しボスと戦えたり、新しいスフィア盤が追加されたりと細やかな部分での変更になっている
(ボイスの英語化はかなり大きいが・・・)
が、最大の特徴はおまけディスクである「永遠のナギ節」である。
これ欲しさにインターナショナル版を買った人は多いのではないだろうか。
ほかならぬ自分もその一人だが。
さて肝心のゲームだが、とってつけた様なインターナショナル化のため非常に不満の残る一本である。
大体、FF×はもともと日本語でプレイするために作られたRPGである。
それを半ば強引に英語化し、字幕を日本語化することで洋画を見ているような気分にはなれるが、
その字幕に不可解な日本語が用いられていたり、国内版とは明らかに異なる字幕であったりするので、
国内版をじっくりやった人間のイメージをぶち壊すことは確実である。
また新しいスフィア盤などもそれほど魅力的には感じられない。
インターナショナル版で良かったと思える点は、武器防具の一括整理が出るようになったことくらいのものである。
中途半端なインターナショナル化、英語化はFF×のもつ本来の良さを駄目にしているとしか言いようがない。
当初の目的であるおまけディスク「永遠のナギ節」であるが個人的に期待を裏切られた形になったので、これも評価に値しない。
ぼちぼち×-2が発売されるので、ユウナ達のその後はそちらで見るほうが良いのではないかと思う。
何にせよ、今まで一度もFF×をやったことのない人はインターナショナルでもいいだろうが、
一度でも国内版をやった人間は買わないことをお勧めする。

批評者  くれは                     評価 7

日本語版はプレイしていないので、変更点や追加要素は抜きにした感想になります。
アジアンテイストの幻想的な世界観、運命と死、親子をテーマとした感動的なシナリオ、
迫力あるムービーと美しい音楽は、どれもファイナルファンタジーの名に恥じない出来で、一見の価値があります。
クリアまでの道のりは短いものはないですが、プレイ時間に見合うだけのものは充分得られるでしょう。
しかし「魅せる」ことに力を入れるあまり、「ゲーム臭さ」が損なわれているのがこの作品の欠点です。
シナリオに沿って進むのに忙しく、その美しい世界を探索する余裕がない。
フィールドが廃止され、飛空艇も名ばかりのワープ装置になっていて、広い世界を自由に動き回る喜びがない。
複雑なパズルも、戦闘でさえも、ストーリー上の障害でしかない。
やり込み要素や常軌を逸した隠しボスなども存在しますが、そういうものに手をつける気にならない。
操作する楽しみを忘れ、製作者側の敷いたレールに乗って最後まで行ってしまうゲームなのです。
いわば視るのに手間のかかる映画のようなもので、その「手間」の部分が、この作品のゲーム性とも言えます。
エンディングの余韻は素晴らしいものですが、クリアしてから数年経っても「もう一度やってみよう」という気にはなりませんでした。
買ったことを後悔する作品ではないですが、ゲームというものの在り方について考えさせられます。
なお、オマケのDVDの「永遠のナギ節」は……まぁ大した代物でもないですが、
一緒に収録されている「素敵だね」のビデオは結構得した気分になります。


FINAL FANTASY X-2(ファイナルファンタジー10−2)
 スクウェア/スクウェア RPG 2003年03月13日 DVD-ROM

批評者  のべ                      評価 6

FFシリーズ初の続編ものとなる今作。
前作から2年後の世界が舞台なのだが、今作に至るまでの経緯を描いた
『永遠のナギ節』(インターナショナル版付属DVD)を踏まえた上でのストーリー展開なので、
前作からイキナリ今作を始めると、やや説明不足の解説や雰囲気のギャップに少々戸惑ってしまうかも。
システム的にも変更点があり、前作の召喚獣の変わりにドレスが登場。
ドレスをチェンジすることで様々なアビリティを使用できるようになっている。
戦闘は、従来のFFに採用されていたATBが復活しているのだが、×の続編であるのだから、
システムは×と同様でも良かったのではないだろうか。
グラフィックに大きな進化は見られないのも残念。
また、今作はややロードが長い気がするのは気のせいだろうか?

批評者  黒魔導士                    評価 6

FF10のキャラクター、世界観や制作ツールを再利用して作られた2次創作物的な作品。
そのため、グラフィックに期待するとちょっとつらいかも
PS時代のようにムービーメインではないので飛躍的な進歩というのはみられません。
続編といっても戦闘システムなどが一新されており、
その辺が戸惑うところだが、ここら辺を一新してくるあたりがFFらしさなんだろう。
戦闘にテンポがあるところは良いが、半面で忙しないのは何とかできたはずで
詰めの甘さを感じる。
シナリオはノリがB級なのが精神的につらいところだがFF10が好きという人ならば楽しめるだろう。
また、そういう人のためのソフトだろうし
音楽は10の植松伸夫、仲野順也、浜渦正志から松枝賀子、江口貴勅に交代したようだが
やはり、植松伸夫をメインにすえて欲しかった。これはファン全員が頷けるところであろう。
今までと違いキャラゲーなのでのめり込めないのならば、中断して10を再度遊ぶことも必要でしょうし
まったりやる方が楽しめるゲームだと思います。

批評者  チーフ                     評価 8

パーティに男のキャラが居ないと知ってから、迷っていたけど購入。
いきなりオープニングからの軽いノリに引いてしまった。序盤はしばらくこのノリが続く。
戦闘もテンポがいいと言うよりは、忙しくてごちゃごちゃしてるという印象。
システムも、地名を選択すると、そこでミッションが発動するというもの。
したがって、余計な事をしなければ、比較的早くエンディングを見れてしまう。
また、戦闘中のドレスアップシーンもカットできるが、やはり面倒くさいと感じる。普通にプレイするには不必要なドレスフィアもある。
が、キャラを好きなように成長させられるのはいい。ずっとプレイしてるとこのシステムが良いと思える。
前作のように、最初から好きな分野を伸ばせないという事がない。3人ともいきなり物理系の攻撃派に育てられたりする。
中盤以降のストーリー展開は特に悪くなはい。
必須のミッションはあるが、好きなミッションを選んで進めていくのだが、
やはり日本人にはコンテンツを遊びきらないと気がすまないという気質があるのか、クリア後もプレイしてしまう。
ただ、2週目で、既出のミッションをやるのはかなり辛い。
世界観も前作を引き継いでいるので、フィールドを移動する新鮮さはない。逆に一週目から面倒である。
「エンカウントなし」のアクセサリは必須だろう。
さらに、今回ミニゲームが多すぎる。FFシリーズは近年、クリアするだけではなく、やり込み要素が満載と言えると思うが、
今作は「やらされ感」を感じる場面が多い。スキップできないイベントシーンやムービーは結構あり、2週目では地獄。
全体的にみれば、システムが異なるので、FFシリーズとしては不満点もあるが、ゲームとしては普通に良作。

批評者  ゲームマン                   評価 4

FF史上一番つまらなかった。
ストーリーがFF史上最悪。同じことを繰り返すだけでつまらない。
7〜10のストーリーは感動的なストーリーだったのにYO!
最初から全ての場所に行けるから先に進む楽しさが無い。
ギャルゲー過ぎて酔う。
戦闘システムは良いが、魔法の発動が遅すぎ。敵からすぐ逃げられるのも×。
音楽もFF史上最悪。あまり盛り上がらない。
グラフィックは良いと思う。でもムービーが少ないような気が…。

批評者  ならばない客                  評価 4

「続編じゃなくて、追加ディスクでした」
というのがクリアしての感想。定価7,800は高いと思った。
クリアする分にはほぼレベル上げが必要なく、且つ、戦闘があまり楽しくない。
爽快感を増すためにアクティブタイムバトルにしたのだろうが、魔法等の準備時間が比較的長く
逆にイライラしてしまう。ドレスフィアは斬新ではあるかもしれないが、戦闘中では面倒くさくて
やはり着せ替えよりも攻撃をしてしまう。あと、これはうちのPS2が初期型だからかもしれないが
バリバリ処理落ちしていた。ロードも何気に長い。
ストーリーは各人の好みにもよるだろうが、軽いノリが延々と続き何を伝えたいのか分からなかった。
FFXの続きではあるが、FFっぽさは微塵も無い。往年のチョコボの曲さえかかりません。
ただ、やりこみ要素が半端じゃなく多いので極めるのが好きな方はいいかもしれない。
何週やれば極まるのか分からないが。

批評者  亜樹                      評価 9

世間ではこのゲームを糞ゲーなどという人が多いのが現状ですが、
その人たちはちゃんと100%コンプEDを観たのか問いただしたいくらいです。
まぁ主人公らが女性ということや召喚獣がつかえないなどの意見は私も賛成でしたが、
EDを見たとたん、そんなものはどうでもよくなりました。(てゆうか泣きましたw
もしED観てない人は観る価値ありです!

批評者  伽羅奢                     評価 7

大ヒットしたFF×の続編。
「FFは一話限定で続編は出さない」というポリシーを破った問題作。
何というかゲーム部分は意外とよく出来ています。
復活したATBはいい意味で進化しており、テンポの良さは従来のATB以上。
特にタイミングが合うと攻撃が繋がり威力が倍加するチェインは秀逸といっていい。
グラフィックに関してはこれといった進化は無いが、元が高品質なだけに問題ない。
ゲーム中のイベントも選択肢如何でルート分岐するので複数回プレイが可能。
と、ここまでだけならFF史上最大の名作なのだが・・・。
まず誰もが口にすることだが、ギャルゲー化が最大の問題。
仲間が初期3人(全員女性キャラ)固定の代わりにドレスチェンジを採用。
しかしドレスチェンジもギャルゲー化によってただのコスプレと化してしまう。
世界破滅が懸かった戦いなのに彼女達がチョ〜軽いノリなのも鼻についてしょうがない。
またサブ要素があまりにもお粗末な作りである事には閉口。
特に多々あるミニゲームの出来はFF史上最低。FFZの頃が懐かしい・・・。
せめてもの救いはエンディングである。
もちろんGOODENDを見る為には非常な手間をかけてイベントコンプする必要があるが。
それを差し引いても見る価値があるだろう。
恐らく×-2をプレイする人の90%以上は×をプレイしたことある人だと思う。
その意味で×のストーリーの完結を見る為にプレイする価値のある迷作だと思う。

批評者  ひっき                     評価 7

『ファイナルファンタジー10』の続編ユウナが主人公であるが、1000年前の恋物語と新キャラ パインを中心に物語が展開し
最終的には究極の幻想?ティーダ(キミ)が復活するかがエンディングの焦点になる。
ストーリー的に優れた部分は見当たらないがカモメ団が介入することによって揉め事を解決していくという点で
一貫しており、それぞれのエピソードをコンプリートしていけばそれなりの満足感は得られる。
逆にクリアすることだけに注力し、1000年前の恋物語だけを解決してエンディングを迎えたならば不満だけが残るだろう。
一般的なゲームではお目当てのエンディングを見るためにはゲームを遊びつくす必要があるのだが
本作では最低限のクリア条件に少し手心を加えればお目当てのベストエンディングすら拝めてしまう。
その仕様がそもそも間違いの元であり、本作は100%にしてナンボのゲームだといえる(おまけもあるし)。
前作が1本道と酷評されたことに対しての反動(皮肉?)だと思うがクリアするだけでは話が全く見えないというのはお粗末。
それだけに評価するに当たっては最低限アカギ隊のエピソードぐらいは抑えておきたいところである。
グラフィックは再利用が8〜9割を占めるが戦闘システムやストーリーが違うのでそんなに気にならなかった。
でもムービーのシーンが少ないのはガッカリした。
制作費が限られいるのかもしれないがFFとつける以上は出し惜しみして欲しくない。
前作で気になった表情の部分で時間を感じさせる進化を見せてくれたのは嬉しかった。
ただ、フェイシャルキャプチャーで倖田來未の顔を取り込んだユウナ(レン?)は糸目で気持ち悪いだけ、
あれだったらいっそのこと実写にしてもらった方が良い。
前作のEDテーマは歌詞が気に入らなかったが今作は歌詞が良かった。
「1000の言葉」はFFの中では「EYES ON ME」に並ぶ名曲だと思う。
戦闘システムはお馴染みATBが採用されている。
FF9などと同様にモーションの大きい技で攻撃の順番が止まり大幅にテンポが悪くなるのは改善されていなかったが、
全体的にテンポアップがなされていて好感が持てた。
ドレスアップの着替えシーンは強制的に1回見せられるのが苦痛なものの後はキャンセルできるのでそれほど苦にならなかった。
成長システムはドレスフィアということになっているが要するにジョブシステムと同じ。
はじめはそれぞれの職業ごとで技を使って行かなければ成長しないことに辟易していたが
実はぶんどるでお手軽にAPが稼げたり、お手軽になっているのは良い。
ただ、スペシャルドレスの扱いは疑問。全ビットに着替えるという使い方は別に良いが、
こういうスペシャルドレスの場合、普通は全てのドレスの熟練度の平均にするのが普通ではないだろうか?
わざわざ雑魚的に対してスペシャルドレスに着替えてAP稼ぎなんて冴えないような気がした。
ミニゲームは前作以上に駄作が多い。ナギ平原のアトラクションなんて一度やったら絶対にやりたくないと思うような代物だし
公司PRや息子の嫁探しは単に惰性でやるだけで「あって楽しいか」なんてことを考えているとはとても思えない。
「ブリッツボール」はシミュレーション編となり『サカつく』っぽくなっている。
ほとんど見るだけになり前作よりもミニゲームらしいものになった。これは評価したい。
シナリオには絡んでこないもののAP3倍の効果があるグロウエッグが手に入ることで遊ぶ意味を持たせているのも良いと思う。
今回プレイするに当たって100%コンプリートしてなんぼのゲームだということは分かっていたのでアルティマニアを購入。
1周目はとりあえず自力で進んで、2周目はアルティマニアで遊びつくすという手順で遊んだ。
プレイ時間は1周目50%で23:23、2周目100%+隠された迷宮&ブリッツボールを一通りプレイ
&熟練度も全ドレスフィア100%で79:03。なんか無駄な時間っぽかったが100%にしないで本作を語るよりはマシだと思う。

批評者  ブルティラ                   評価 10

従来のFFといえば練り上げた1本道のストーリーをいかにして見せるかの演出に重点が置かれていたが
10−2では一転してフリーシナリオになり「見たくなければ見なければ良い」と突き放している。
大抵の人は「そんじゃ見たくねぇ。ティーダがどうなったかだけ知れればいいや」と
単にクリアするだけで10−2オリジナルのシナリオを見ることもなく遊ぶことを終え駄作扱いしているが
これは『かまいたちの夜』を犯人捕まえただけで終わりにしてしまうぐらい勿体無い。
1000の言葉の歌詞に込められた1000年の悲恋の方がティーダ・ユウナのつまらん恋愛よりも魅力的だし
アカギ隊の真相を追う方がスリルがあって楽しい。
キャラクターもギップル・バラライ・ヌージと良いキャラだらけ。
それぞれのキャラがどう生きてきたか一端が見えただけでもゾクゾクする。
これだけ良いシナリオが隠れているのにシナリオ100%まで遊ばない人は確実に損をしてる。


FINAL FANTASY XI -ONLINE-(ファイナルファンタジー11 オンライン)
 スクウェア/スクウェア RPG 2002年05月16日 DVD-ROM

批評者  エナメル                    評価 4                              (2002年6月16日)

オンラインものは遊んだことがないし遊びたくもなかったんだけど
熱狂的に支持してきたFFがオンラインになり仕方なくプレイ
とりあえず、ささっとクリアして終了させようと思っていたのだけれど
そんな風に考えていたこと自体、オンラインというものを良く判っていなかったのだと後で気づかされた。
ビジュアルはさすがファイナルファンタジーと言える出来
基本的にはジョブシステムが基本になっていてついたジョブにより自分の役割が与えられる。
好戦的な人は戦士、卑怯者?は黒魔、恩を売りたい人?は白魔と言った具合
このゲームにおいてはジョブがたくさんあった方が広がりがあるような気がするので
使えるものから意味不明なものまで100ぐらいは用意されていた方が面白かったような気がする。
戦闘シーンは今までと大きく異なり変則的なセミオート戦闘になっている。
その他もオンラインRPGなので今までと異なることは多いが限がないのでここまでにしておくが
基本的には既存のRPG+FFと思って間違いない。
・・・で、最初の含みの部分に戻るが
正直言って私は普通のRPGをネット回線で繋いだ仲間でクリアするのがオンラインRPGだと思っていた。
それはそれで楽しいだろうしクリアしたら新たな冒険を体験するために
セカンドキャラを作り・・・という風に遊ぶものだと考えていた。
ところが結局のところ、ゲームの大半が作業でそれをみんなでやるだけの共同作業ゲームという印象だった。
しかも、経験値もお金もごく少量しかもらえなくチビチビにしていて
あまりにも膨大な時間をかけなければどうにもならないように作られているのでホントに嫌になった。
(長くプレイさせてお金を回収するため?)
確かに筋書きのない旅は楽しいがあまりにも製作者の手のひらの中で旅している感覚が強すぎる気がした。
これをなにも映画的なものを目指しているはずのファイナルファンタジーのスタッフで作らなくても・・・
というのがFFファンの私の印象
.hackを見て思ったのだが逆にこれをオフラインで遊べるようにしても面白いかもしれない

批評者  GIII                      評価 7                             (2002年06月30日)

FF10までの決められた筋道をたどるだけRPGの形式とは異なり
「Massively Multiplayer Online」MMORPGと呼ばれる形式での登場
つまりはオンラインでつながった世界で1人1キャラになりきって遊ぶと言うもの
一応、何でも出来ることになっているが
色々な場所を探索して基本的には敵を倒してレベルアップというRPGのルールには忠実
今までPS2ではこういうゲームがなかっただけに初期投資として膨大な値段がつくが
パチンコで1回負けたと思えば安いもので
その後はパチンコやるよりFF11という余暇をFF11で過ごす日々を送ってます。
始めた瞬間、色々やりたいことがあふれ出てくる。 この感触がたまらない
欠点はとっつきにくさでしたね
相手が人間なのでなるべく迷惑かけないように気を使わなければならないところがつらかったです。
操作も覚束無い中でパニック状態になったことも何度もありました。
でも、さすがに超大作なわけでなれれば問題なく遊べるように設計されていました。
というふうに序盤を通り越すと楽しいのですが
そのうちに同じことの繰り返しなのでは?という気がしてきます。
そうなってしまうと飽きは早いかもしれませんね
私みたいに余暇を暇にしているくだらない人間(自虐的)はそれでも遊びますけど
ただ、学生さんの本分は勉強することと外で遊ぶことなので控えた方が良いかもしれませんね
CMで「1人で遊んでるんじゃない」とか言ってましたが
あの言葉には背筋が寒くなりました。

批評者  たくろう                     評価 7                             (2002年06月30日)

なぜ?オンラインゲームなのにと思われるだろうが独りで遊べないように出来ているのは鬱陶しい
日頃、人とわんさか会っているのだから
一人になれる時間の中でわざわざネットでまで人と付き合いたくない
でも、この世界を肯定している人が多いわけで…みんななんて孤独なんだろう…
暇な人ばかりのようで時間も拘束されてしまうし…
ヘビーユーザーとは旅したくないのが本音
いかに効率良くレベル上げするかばっかり考えているやつが大半だし(自分以外全員?)
本当にゲームをプレイすることを楽しめているのだろうか?
世界観に魅力(特にオリジナリティのなさがあげられる)がないし戦闘が作業的で単調過ぎ
まったりしすぎていて時間もバカにかかるように出来ているのには疑問を感じた。
これが仕事や勉強とかなら良いが遊びで使う時間のレベルなのだろうか?
定説で言われているとおり1000時間勉強すれば日東駒専に入れるくらいのレベル
それをゲームに費やしてしまうのは子供の将来を奪ってしまうような気がする
まるで廃人製造マシン、会社さえ儲かればユーザーがどうなろうと知らないというのか?
普通の人なら15時間が限度だと思うし月15時間以上は遊べない(本編は)とか制限をつけたほうが良かっただろう
とにかく何時間もプレイしなければならない仕様はどうかしている
これでFFじゃなかったり980円で買ったものであるならつまらなかったで済むし
FFの最新作で8800円だったとしても痛かったなぁぐらいのショックなのだけれど
初期投資費用がバカにならないから
買う前に体験版を遊べるようにして欲しかったというのが正直な意見
もっとも今更なことだし、そんなことをしたら体験版でみんなやめそうだし…


FINAL FANTASY XII(ファイナルファンタジー12)
 スクウェア/スクウェア RPG 2006年03月16日 DVD-ROM

批評者  ナンバー8                   評価 7

散々待たせただけあって映像のクオリティが半端じゃない。
息を呑むほど美しいだけじゃなく部分部分で細かく妥協のない作り込みがなされてるので
ファイナルファンタジー12という世界に迷い込んだような錯覚さえ持つほどだった。
ただ綺麗なだけだったFF10とは明確な違いがある。
惜しいのは西洋的な絵と日本人の声が絶望的に合っていないこと。
日本人の声を聞くたびに世界観を台無しにされているようでやるせなくなる。
あとストーリーがチープなのが気になった。
もっともFFのストーリーに本気で期待している人なんていないんだろうけど…。
戦闘シーンも大きく変貌した。
一言で言うならMMORPG風だが従来のように細かくコマンドを選んでいくわけじゃないので退屈。
アクション性のないアクションゲームだと感じた。
事前情報ではシームレスの戦闘をウリにしていたが戦闘以前の読み込みが異常に長くてテンポが削がれている。
音楽は文句なく良い。
従来のFFはBGM・SEが少し耳障りな感じがしていたのだがそれが改善されている。
今までは音楽こそ良いものの自分の作品の発表会のような感じで灰汁が強いなと受け取っていたが今回はそれがなかった。
世界観を阻害しないように意識して作ったのだと思う。
総合すると駄作っぽい雰囲気もあるが低予算でいかに儲けるかしか考えてない作品が多い中で
膨大な資金と膨大な手間をかけて全力で作ったことは評価できる。

批評者  ディアス                    評価 7

映像の凄さはさすがFFという感じです。
本当に細かい所まで描かれていて、ゲームもここまで来たかと感じました。
戦闘システムが一新された。
個人的には初体験の戦闘システムだったので、斬新でした。
ただガンビットシステムはちょっとめんどくさかったかな。
細かく設定できるのはいいのだけど、正直なところ場面場面で設定し直すのが面倒でした。
途中からはほとんど自分でコマンド入力してました。
ただし、ちゃんと設定すればバリバリ戦ってくれるので、その辺のしっかりした
作り込み具合は良いと思います。
戦闘システムが変わったので今まで気になっていた戦闘開始時のロード時間
がなくなったのだが、マップ間の移動の際のロード時間が結構長いので、
結局テンポの悪さは解消されていない。
今までは画面が綺麗なせいでダンジョンで次に進む道が見にくかったり
(特に暗いダンジョン)、宝箱が見づらかったりしたのだが、
今回は近づくと!マークが出るので多少改善された。
それでもわかりにくかった場所もあるが。
個人的にはラスボスより強い敵が多すぎると思った。
ラスボスより強い裏ボスというのは最近のRPGにはよくあることなのだが、
今回はちょっと多いかな、と感じた。
ラスボスの存在って一体・・・と思ってしまう。
あと魔法障壁とマバリアは鬱陶しかったです。
両方使われると無敵状態です。RPGで無敵って・・・何かさめました。
メインイベント以外のサブイベントが結構豊富なのだが、私のようなライトゲーマーにとって
あまり重要ではないので、
もっとメインイベントを増やして欲しかったです。
ストーリーに関しては可もなく不可もなくという感じです。
グラフィックに関してはすばらしいので、それを見るためにプレイする価値は
あるのではないかと思います。
できれば液晶やプラズマテレビでプレイしたいところです。


ファイプロ・リターンズ
 スパイク/ワイズケイ,S-NEO プロレス 2005年09月15日 DVD-ROM

批評者  ひっき                     評価 7

引退撤回により予定調和的に復活したPS2『ファイプロ』第2弾。
据え置きに限れば1ハードで複数作でたのはSFCの『ファイプロX』以来10年ぶりになる。
SS版の『ファイプロSS』までは毎年年末の恒例だったことを思い出すと懐かしい。
さて本題、同社の『キンコロ』の出現によって
以前から売りにしていた3Dプロレスゲームに対する量的なメリットはほとんどない。
むしろ、技数で考えれば減少しているし、実名で無いのでリネームしたとしても
グラフィックの細部に手直ししなくてはないほど気になる違いがあったりして悪い面が目立つ。
それでもインディーの弱小団体を網羅するマイナー路線はさすが『ファイプロ』だと思うし
エディットすることによる拡張性の高さは『キンコロ』にはマネできないことであろう。
ただ、以前あった量的メリットの分かりやすさからするとマニアックなメリットといわざるを得ない。
PS2作目であるがDC版を踏襲しただけの手抜き作だった『ファイプロZ』からグラフィックが書き直され
グラフィック的にはなかなか良い感じになったと思う。DVDになったことでローディングも短くストレスは無い。
相変わらずグラウンドの攻防は最低に近いゲームバランスだと思うが、
基本的にプロレスゲームなのでこの辺は諦めるしかないかもしれない。
K-1も再現できるがこちらもイマイチ。組んでの膝蹴りでダウン扱いになるのは萎える。
それでも、バーリトゥード、K-1、デスマッチ、女子プロ全てが混在している豪華さは凄いと思う。
エディット面ではリネームがしやすくなったのが大きい。
レスラーの実際の読み方で変換すれば名前の漢字が一番始めに出てくるので
今までの作品のように音読みを辞書で調べながら漢字をひたすら探す・・なんてことをしなくて良くなった。
ただ、『キンコロ』は普通に実名であることを考えると『ファイプロ』はユーザーに手間を押し付けているような気分にもなる。
変換しやすいとはいえ、リネームにはゆうに5時間かかるだけにその思いは強い。
実名でなくても良いがせめて今の倍ぐらいにレスラー数を増やせないものだろうか?
今作は「ビクトリーモード」や「ストーリーモード」が無い代わりにポイントを気にせずエディットし放題。
しかも、隠れキャラなしという仕様になっている。
遊ばせるのではなく、自由に脳内で遊んでもらうという方針だと考えれば悪くはないが
GBA版にあった「団体運営モード」ぐらいは付けて欲しかった気がする。
代わりに「マッチメイカーモード」があるが状況が変化しないために1度プレイしてしまうと飽きる。
エディットキャラが使えたり団体の構成が変わったりするならば、そこそこ楽しめるモードになったはずだと考えると
やはり、求められるのは「団体運営モード」なのではないだろうか?


ファイヤープロレスリングZ
 スパイク/パオン プロレス 2003年06月05日 CD-ROM

批評者  ひっき                     評価 5

『ファイプロ』初のPS2版にしてシリーズ完結編。これで何度目だろうか・・?
とりあえず「一個前の作品の名前ってなんだっけ?」と言ってみたくなる。
プロレスラーも引退→撤回は日常茶飯事なので、それに掛けているのかもしれないが
このシリーズの場合、あまりにも悪質だと思う。
結局は食い扶持を自ら潰すようなことするわけないのに・・・
中身は事実上DC版の『ファイプロD』のパワーアップ移植といっていいと思う。
『キンコロ』のように実名でないとはいえ244人のボリュームは売りになるし、
(ちなみにDは220人なので今までの増加率から考えると手抜き作といえなくもないが・・)
最大4人しかリングに上がれない『キンコロ』に対しレフリー含め9人が同時にリングにいるのは圧巻。
赤緑でDVD2枚の『キンコロ』に比べると、CD1枚なのはみすぼらしくも感じるが
3Dと2Dで良い住み分けが出来ていると思う。
個人的には『キンコロ』と『ファイプロZ』比べて時代は3Dだと実感してしまったが・・・
モード面では『ファイプロS』にあったひたすらCPUを倒していく「ヴィクトリーモード」と
『ファイプロG』にあった「ストーリー」が併設されている。
「ストーリー」は氷川(三沢)、俊藤(武藤)、旗本(橋本)、河野(蝶野)4人分。
過去の4人を振り返るという意味ではそれなりの内容だが、
伝説化しているSFC版『スーパーファイプロスペシャル』の「チャンピオンロード」と比べると見劣りする。
両モードともオールクリアまでプレイしたがマンナリの上に淡々と進む展開に飽き飽きした。
「ストーリー」については分岐が分かりづらいのも問題である。
せめて『ファイナルファイプロ』の経営モードがあればなぁ・・と思った。
基本をいじらないのだとすれば遊べるモードの開発こそが開発スタッフの使命だと思う。


Fantastic Fortune 2(ファンタスティックフォーチュン2)
 ジェネックス/サイバーフロント 女性向ファンタジー恋愛シミュレーション 2003年06月26日 DVD-ROM

批評者  Pagan                     評価 10

その先には何も無いかもしれないという問いに対して、
「でも、がんばっていれば今よりかっこいい自分になれるかなって思うんです。」
「たどりついてみなければ、間違っているかどうかなんてわからないわ。」
「そうであったならまた新しい目的を見つけるまでさ。」
心に残ったセリフです。3人の主人公の女の子達ががんばっている。応援したくなります。
女性向ファンタジー恋愛シミュレーション『ファンタスティックフォーチュン』シリーズは
他の女性向恋愛アドベンチャーと比べると、恋愛要素があっさりしています。
男性エンディングでも甘いものだけでなく、友情エンディングっぽいものもあり、
甘いシチュエーションを見せることよりもお話としてその後を見せることを重視しています。
ストーリーは、初めの方や友情イベントは明るい感じ。つっこみとぼけのかけあいがおもしろい。
フラグが立つとシリアスになり、若者の葛藤を描く青春小説、責任のある立場の人の業の深さを描いた文学作品のようです。
エンディングは全部で45種類、イベントCG275枚。といっても使いまわしのものもあるので、実質150枚ぐらいでしょうか?
ゆうきあずさの今風の少女漫画的イラストがかわいい。フルボイスで声もそれぞれのキャラクターに合っています。
難易度は、1よりボリュームが増え、イベント発生条件が複雑になった分上がってます。
調整の面倒くさい能力パラメータ、キャラクター愛情度と友情度、イベント発生場所、イベントでの選択、厳しい時間制限、
いまだに関連のよくわからないスキル。これだけシナリオ分岐が複雑で膨大ならば、
パラメータを無くして分岐のみのアドベンチャーにしてしまった方がプレイ時間短縮にもなるし、
わかりやすくなってよいのでは?マニュアルに攻略関連キャラや初期条件は載せておいてほしかったところ。
繰り返しプレイを前提とした設計がされていたら、もっとスピーディーにできたら、と思いました。
でも、いろいろと悪い点も書いたけど、満点をつけます。私もがんばってみようってはげまされました。


FANTAVISION (ファンタビション)
 SCE/SCE 花火パズル 2000年03月04日 CD-ROM

批評者  みつる                     評価 2

花火が綺麗なパズルゲーム
いかにもPS2の性能の宣伝のようなゲームだが
ゲーム的にもなかなかに良くできたゲームだったりするのだ
(以上、初めて3分の時点までの評価)
しかし、遊びにくい上に飽きやすい
奥が深いってホントか?
同じことの繰り返しのような気がして精神的に疲れると思うのだが


PHANTOM KINGDOM (ファントム・キングダム)
 日本一ソフトウェア/日本一ソフトウェア,明記されず(グラフィック) シミュレーションRPG 2005年03月17日 DVD-ROM

批評者  留学生ゲーマー                 評価 9

やりこみシミュレーションシリーズの第4弾。
かわいくも毒のあるイラストと魔界という舞台がミスマッチしてて相変わらず雰囲気がいい。
今回はディスガイアの世界観に近い設定になっている。
戦闘はファントムブレイブに近く育成はディスガイアっぽい。
今回の目玉は戦車と建物。
建物からぞろぞろと味方を出撃させて一気に敵を叩いたり
敵がたくさんいる建物を出てくる前に戦車や強力な攻撃で中身ごとつぶしたり、と
やり方次第で戦略性が広がるのがいい。
このシリーズいつも隠しボス全部倒すまでやりこんでますって人には満足いける出来。
ただ、いい意味でも悪い意味でもそういったやりこみ派のための作りこみである。
今回、本編ストーリーは明らかに意図的に控えめにしてバトルと育成中心の流れになっている。
普通にクリアするだけではいくつもの謎を残したままゲームが終わってしまい「なんだこれ?」
と思われかねない。
ラスボスなんか話にならない強い隠しボスを全て攻略して、初めて全貌が見える仕組みになっており
あっさりゲームを楽しみたい人には向かない。
操作は他のゲームに無い動かし方で戸惑うが慣れれば非常に快適でやりやすく○。
が、戦闘中画面がごちゃごちゃしすぎるのはどうにかならなかったものか。
シリーズ中で最もコアなファン向けと言える出来。
9点という点数はあくまで徹底的にやりこむのが好きな自分の主観です。
なのでライトユーザーがやっても戦ってばっかりで地味に感じるかも・・・。


FIFAサッカー ワールドチャンピオンシップ
 エレクトロニック・アーツ・スクウェア/EA Sports サッカー 2000年05月25日 CD-ROM

批評者  AF                       評価 6

やはり海外のクラブをつかえるのはうれしいです
でも選手の能力がどう見ても適当なのはいただけませんが・・・
しかし 好きな選手をかき集めて各国のリーグ戦を楽しめたり
U−23まであるなどモードは豊富で
サッカーファンならそれなりに楽しめるはずです

批評者  ひっき                     評価 7

PS2初のサッカーゲーム。とはいえ伝統あるシリーズなので上手くまとまっている印象。
(散々な出来だった最初の頃が懐かしい)
グラフィックや動きはさすがにPS2だけあって文句のない出来。
モーションキャプチャーで中田からデータを取っただけあって中田の動きは本物さながらである。
それに中田だけは顔がポリゴンバリバリの立体的で酷似している。
他の選手が大雑把に絵を貼り付けたようなのっぺりした顔で顔もまるで似ていないのと対照的。
ちなみにゴン中山の顔がTOKIOの城島の顔にそっくりでゴールを決めるたびに笑える。
元々読み込みが長いところが欠点の1つであったが、
さすがにPS2なのか、技術力なのか、気にならないレベルまで抑えられている。
システムは他の同種の物と比べてオーソドックスで簡潔なものになっている。
場面に応じたテクニカルな動きを勝手にしてくれるので初心者でも遊びやすく
また、FIFA公認で実名なことから
にわかサッカーファンで普段それほどゲームをプレイしない人との接待プレイに向いている。
スピード感がある上にそれなりに現実的な動きになるので興ざめすることがないのも良い。
対戦でなくても、気軽に遊べるゲームなので、本格的なゲームをする気力がないときなどには重宝する。
このゲームに限ったことではないがプレッシャーをかけてもキーパーがミスしないのが理不尽に感じるが・・・
それに処理落ちが多少気になるかな。
まぁ普通に遊べる手堅い作りのゲームなので「サッカーゲームは〜じゃなきゃダメだ」という人以外は遊べると思う。


FIFA ストリート2
 エレクトロニック・アーツ/Electronic Arts Canada サッカー 2006年06月29日 DVD-ROM

批評者  コントローター                  評価 7

4対4のストリートサッカーで非常に新しい感覚のサッカーゲームです。
簡単な操作で華麗な個人技が決められるのである意味バスケ的な要素もあり爽快感があります。
難しい操作なしである程度のことは出来るので下手でもそれなりに満足することが出来ると思います。
お遊び的で非現実的な内容でありながら、FIFAシリーズなので有名選手が出てくるのも嬉しいです。
洋ゲーなので独特のアクの強さがありますがそれに耐えられるなら普通に楽しめると思います。
FIFAサッカーがご飯ならFIFAストリートはお菓子的なゲームだと思います。


風雨来記2(ふうらいき)
 フォグ/フォグ,明記されず 旅行アドベンチャー 2005年11月10日 DVD-ROM

批評者  しゅんぺー                   評価 9

 虚構の何かに対して愛情に近い感覚が萌芽することを「萌え」というのならば、この風雨来記2は完全な「萌えゲー」。
 キャラ萌えではない。旅萌えである。プレイしているだけで湧き上がる旅の空への欲求は
「萌え」という言葉にこれ以上なくふさわしい。 
 探索スポットが全体的に大幅に強化されて、旅感覚は前作よりも増大。
普通にプレイしているだけでもスタッフの取材量の膨大さに恐れ入るばかり。
観光スポット、マイナースポット、歴史、神話、方言、文化、戦争、基地問題などの調査量に力の入れようが分かる。
凄いです、ホント。旅ゲーというジャンルとしては一つの完成形、と言っても問題ない完成度。
あらゆるメディアにおける沖縄紹介の中でも圧倒的な情報量を持っている。
 メモリーカードの占有領域がデカかったり、相変わらずの誤字と、微妙な甘さはあるが、
作品内の手抜き、妥協のないつくりはリスペクトに値する。
 続編なので前作とのつながりも積極的に出てくる。これ単品ではフォローしきれない部分も多いので
前作「風雨来記」をやっていない人には先に前作をプレイしてからこちらに移って欲しいところ。
 お話の方はヒロイン毎に毛色の違う3本立て。恋愛よりは主人公とヒロインがもがきながら旅行をする、
という感じのストーリーになっている。まず旅ありき、で恋愛成就はその中で勝手に起こった副次的なものという感じ。
読後感は爽やかで前作から続く話への解答が示されている。
 しかし、とにかく綺麗です、このゲーム。このゲームを買うなら、沖縄行きの旅費分は余計に出るハメになります。
海を山を見せられて、歴史ロマン、戦争の悲惨さを見せ付けられて、家の中でじっとしてるなんてできません。
ここしばらく旅、というものを控えていたんですが、こいつで再び旅好きの魂に点火。
最近、自分の中で若さがなくなってきたなぁ……なんて考えてる人達に◎グリグリつけてお勧めします。


PHASE PARADOX(フェイズパラドックス)
 SCE/明記されず アドベンチャー 2001年05月24日 DVD-ROM

批評者  マリイポ                    評価 3

PS初期の頃のシューティングゲーム『フィロソマ』の続編です。ですがジャンルはアドベンチャー。
ゲーム性はほとんどなく見ているだけの時間が長いのでゲームを遊びたい人には向かないでしょう。
映像は初期のPS2としては綺麗な部類に入ると思います。
人物のモデリングは雑ですが背景はそれなり。
ですがシナリオが最悪です。
閉鎖空間でくり広げられる人間ドラマを描いていますが
何しろ薄っぺらいため、心に残るものが何もありません。
ハリウッド映画もどきとかパクリとかそういう言葉が当てはまるゲームだと思います。


Formula One 2004
 SCE/SCEE Studio Liverpool レース 2004年09月22日 DVD-ROM

批評者  少年Z                     評価 5

Formula One Administration Limited 公認の2004年版実名F1ゲームです。
なのでオーバーテイクで話題の佐藤琢磨も登場してますね。
ドライバーごとの個性が感じられないのであくまでもパラメーター上でですが…
グラフィックはPS2では上位に位置すると思うのですがXBOXやPCと比べると見劣りします。
ですが、野太いエンジン音だけはリアルだな〜と思います。
「アーケードモード」「グランプリモード」ももちろんありますが
下積みドライバーから頂点を目指す「キャリアモード」が目玉。
目玉であることは間違いのですが操作するだけでもままならないのに難易度が激高で
どうすればいいの?って聞きたいです。
実況もなしなので、下位を走っているのは酷く退屈。


BUSIN -Wizardry Alternative-
 アトラス/ラクジン RPG 2001年11月15日 CD-ROM

批評者  みつる                     評価 1

CMで「想像力が死んじゃうから」といった割には「そりゃおまえだろ!」ってくらい想像力を失わす作りになっている
CM制作したところと開発したところの意志の疎通が出来ていなかったんじゃないだろうか?
基本はサブタイの通り『ウィザードリィ』だがしっかりシナリオがあり主人公も確固たるものがいる
自由に自分なりの想像する冒険が出来るのがWIZじゃないのだろうか?
これは酷すぎる。完全に想像力を殺された
寺田克也の絵もWIZにはふさわしくないと思った(スエミジュンでしょ。やっぱり)
あと、値段がバカ高いのは勘弁して欲しい。店頭で見たとき愕然とした

批評者  ノスタルジア                  評価 6

ウィズもメガテンも好きなのですがこれはどっちかというとメガテンよりかな
なんとなくゲームギアの「ラストバイブルスペシャル」を思い出しました。
まず、ウィズとして異色なのが重厚かつコミカルなシナリオがあること。
これがアトラス(メガテン)テイストなんでしょうね。
私はゲームは面白ければいいと思っているので気になりませんでしたが根っからのウィズファンは怒るでしょうね。
ウィザードリィというからには元の作品を尊重しても良かったような気がします。
グラフィックのクオリティはさすがにPS2です。レビューでは使い古された言葉ですがPS2ならではという意味です。
別に特別綺麗というわけではないです。
戦闘システムは練り込まれてますね。リーダーに対する信頼度がありそれにより戦術が増えていきます。
やはりウィズには合わないんですが斬新なシステムでしょう。
ただ、職業が少なく自由がないという感じがしました。
あと、気になったのはサクサクと進むこと。
苦しみながら時には死にながら進んでいく達成感、緊張感が面白かった作品ですのでこの取っ付きやすさはマイナスです。
総じて、ウィズのキモとなる自由度が低いなと思いました。何となくですけど、シレンに対するチョコボ的な印象です。
イラストレーションも末弥純が良かったです。


FLYING CIRCUS(フライングサーカス)
 シスコンエンタテイメント/明記されず シミュレーション 2001年11月15日 CD-ROM

批評者  少年Z                     評価 7

京商との共同開発による実践派RCヘリ・フライトシミュレーションとのことです。
最近は安いものが出て身近な存在となりましたが
ラジコンヘリと言えば少し前の子供にとっては憧れの対象でしたからゲームにする意味はあると思います。
ただ、現在だと意外と安く買えちゃいますし
このソフトはプロポ型コントローラー同梱で定価9800円ですから値段的なメリットがあまりないです。
反面であまりシミュレーター的な要素を押し出していないことは評価できます。
前述の理由から単なるシミュレーターならば実機を買ったほうが徳であることは間違いないので
ゲーム的な要素を押し出したのだと思いますがこれで正解だと思います。
PS2初期の頃のゲームなのでCDでロードも長いですしグラフィックもPS並の雑なクオリティですが
ラジコンヘリでゲームがしたい人に取っては価値のある作品だと思います。


武刃街 BUJINGAI
 タイトー/タイトー,レッド・エンタテインメント ハイスピード武侠アクション 2003年12月25日 DVD-ROM

批評者  ひっき                     評価 5

タイトー創立50周年記念ソフト。主人公にはGackt、企画にレッド・エンタテインメント。
CGムービーはトリロジーフィーチャースタジオの布陣。でも、面子が微妙・・・
内容はアジアンテイストの『デビルメイクライ』といった印象。
アクションはワイヤーアクションから起こしているので『グリーンデスティニー』ばりの動きなのだが
これがゲームの評価としてプラスになるのかは疑問。
少なくとも自分には迫力がダウンしているように感じられた。
ハイスピードというだけあって適当にボタンを押しているだけでヒット数がガンガン増える。
だが、それも1対1の場合のみ、複数に囲まれると対処の方法がないため(牽制ようの攻撃がない)
タコ殴りにされ爽快感は吹き飛ぶ。リアルといえばリアルであるがストレスの溜まるゲームである。


BLOOD THE LAST VAMPIRE 上巻(ブラッド ザ・ラスト・ヴァンパイア 上巻)
 SCE/プロダクションIG(Gスタジオ) やるドラDVD 2000年 12月 21日 DVD-ROM

批評者  The Fool                  評価 5

一応、「やるドラ」シリーズなんだけど、毛色がだいぶ違います
アニメーションも今までの作品がテレビアニメ的だったのに対してアニメ映画的
っていうか、メディアミックスの一貫で映画版のパワーアップ版って感じだからな・・・・
その分、絵のクオリティが極上ですしストーリー・映像・演出が高レベルです
いや・・話については高レベルではないかも・・・
システム的には「ブラッドサーチシステム」というアニメを観つつを分岐を探し当てるシステムを採用しているのですが
伏線があるわけでもなく見つかりたくないバリアを張っている奴がゴロゴロいるので
まず、気づけなくあまりも難しすぎる難易度になってしまってます
攻略記事を見ないでクリアした人はこの世にほとんどいないと思います
さらにこのシステムの悪い点は常に気を払わなければならないのでストーリーを楽しむ暇がないことと
分岐が見つからなければ何度も同じシーンを繰り返しプレイ(アニメ観るだけ)しなければならないことなんです、
これは本気で極悪で苦痛以外の何物でもないです
あと、映画原作のため「やるドラ」の特徴の分岐による展開の幅があまり無く見栄えしません
で、これは前半なので盛り上がってきたところで後編へ続く・・・・
コンティニューには、もう5800円投入することになる(汗)


BLOOD THE LAST VAMPIRE 下巻(ブラッド ザ・ラスト・ヴァンパイア 下巻)
 SCE/プロダクションIG(Gスタジオ) やるドラDVD 2000年 12月 21日 DVD-ROM

批評者  The Fool                  評価 4

同時発売だったのでシステム面では当然上巻とまるきり同じです
2つに分ける場合って大抵開発期間の都合とかですから
ペイするため5800×2にしようという考えのこの作品には賛同しかねます
やるなら、2つ合わせて11600円で売ればいい
このやり方は卑怯な感じがします
後半についてですが正直、前半より酷い気がしました
手抜き作もいいところです
分岐がゲーム版の一番のウリのはずなのに変化に乏しいです
前半の方が愛がある気がします
さて、ゲーム全体の評価ですが今までのようにじっくり作品に浸れないので
リプレイモードが重宝するのですが「Replay」という文字のせいで醒めます
こういう映画版への配慮(?)がむかつきます
全体的に卑怯なゲームです
正直言って従来のやるドラシリーズの方が楽しめます
私はやるドラの大ファンですが次このシステムだったら購入を見送ります


ブラボーミュージック
 SCE/Desert Productions 音楽アクション 2001年10月11日 CD-ROM
Amazon.co.jp(通常版 | the Best版

批評者  ABC                      評価 6

クラシックの音ゲーってなんか去年話題になった奴があったと思うんだけどね
あれどうしたんだろう?
なんつーか、コンセプト的にはそれと全く同じだと思う
指揮者になって自分の思うとおりに演奏が動いてくれるという感じ
クラシックだけに超有名な曲ぞろいなので人を選ばない音ゲーだと思う
去年話題になったゲームの方はどうだか知らないがこちらはかなりタイニーな作りをしている
面の指示に従って、ボタンを押していくだけ、しかも、基本的には1ボタン
ボタンを「押すテンポ」と感圧式ボタンによる「押す強さ」で演奏する
言わずとしれたPS2のコントローラーの機能なのだが
実際に使われてるのは意外と少ない(エヴァーグレイス、実況ワールドサッカーなど)
ただし、これには大きな欠点があって弱い強いはやりやすいんだけど
中間の強さがなかなか難しく、これは今後の課題になると思う
あと、強く押すことを強要されるためコントローラーを壊すのは覚悟しなければならない
課題点はこの他にも背景の画面が邪魔で時々マークが見づらくなったり、効果音が演奏の邪魔になっている
演出過剰な部分がほんとに気になる
そして、「ファイナルコンサート」の存在も厳しい
これは全34曲を演奏するというものだが2時間弱の時間がかかることになり本当にキツイ
クリアしなければいいと言われればそれまでなのだが、やりすぎではないだろうか?
逆にいいところは著作権がないせいだと思うが収録曲数が多くボリューム感あることと
オーケストラを自分の思い通りにできるっていうのが気分いいところ
全体的に荒削りだがある程度楽しめる作品


ブラボーミュージック クリスマスエディション
 SCE/Desert Productions 音楽アクション 2001年11月22日 CD-ROM

批評者  ABC                      評価 4

前作の「ブラボーミュージック」発売から2ヵ月で早くも登場したアペンド版
アペンドといっても、前作を持ってなくてもこれ単体で遊べるところは面倒くさくなくていいと思う
ただし、ペイに走ったのか収録曲が12曲と少ないところは酷いと思う
(値段は前作4,980円に対して2,800円だけど)
その分、ストーリー重視らしいが誤魔化されている感は否めない
収録曲はクリスマスソングが中心だがクリスマスと関係無い曲が多いのは意味不明
これなら、著作権を払ってでもスタンダードナンバーを入れるべきなのではないだろうか?
思い切って「クリスマスイブ(山下達郎)」を収録とかだったら評価が大きく変わっていたと思う
難易度は2作目ということもありよりシビアな入力を要求されるものになっているがこれも意味不明
クリスマスエディションなのだから逆に易しくても良かった気すらするのだが・・・・・・
前作未経験の初心者だと相当苦労すると思う
そうなるとはじめに出ている6曲の状態で挫折しかねなく非常に不親切に感じる
オーケストラを操る楽しさを味わうゲームなのだからストーリーは全く不必要
大したストーリーじゃないのだし、ストーリーは無くて良いから曲数の増加を望む


ブラボーミュージック 超名曲盤
 SCE/Desert Productions 音楽アクション 2002年01月17日 CD-ROM
Amazon.co.jp(通常版 | 初回限定版

批評者  ABC                      評価 5

1作目が発売してまだ3ヶ月しかたっていないのにすでに3作目
あんまり面白くないし何となくコストパフォーマンス悪ぃなぁと思いつつ・・・・
レビューがしたくて、やっぱり、買ってしまう・・・
このシリーズのレビューはもはや私のライフワークかも(笑)
さぁさて、前回はクリスマスものということで悪く言えば適当な選曲でしたが
今回は超名曲盤ということで古今東西の名曲がそろい踏みです(運命、G線上のアリアなど)
1作目に出し惜しみしたせいかと言うところでしょうか・・・・
バカ正直に1作目から買っている私は複雑な心境です
ただし、早とちりするなかれ・・・1作目は34曲で数の上では2作目以降を圧倒しています
っていうか今更、何が来てももう楽しめません
どんな曲でもやることは同じだから飽きが早いし無理に遊ばせる要素をつけすぎなんですね
つまり、続編になんの価値も見出せない作品だったりします
つまるところ、名曲がPS2上で流れるのが嬉しくなければどうにもなりません
じゃあ、シリーズ未体験者がこれだけ遊んで楽しめるか?といえばそれはNO
体験者用にチューンされたシリーズ最高の難易度が待ちかまえています
もう、にっちもさっちもいかなくなっているのがこのシリーズかも・・・売り上げも伸びていないみたいだし


プリンス・オブ・ペルシャ〜時間の砂〜(Prince of Persia: The Sands of Time)
 SCE,UbiSoft Entertainment/UbiSoft Montreal Studios アクションアドベンチャー 2004年09月02日 DVD-ROM

批評者  ハガリュウ                    評価 9

PCの洋ゲー『Prince of Persia The Sands of Time』の移植。
結構昔からあるアクションアドベンチャーのシリーズ物である。
主人公の動きなどやたら凝っていて、現実味が濃い。
壁を走るアクションとか現実不可能なことでも、あたかも可能なように感じさせるのは凄い。
操作系も洗練されていて、簡単操作で前述の壁走りなど様々なアクションができる。
それらのアクションを用いて、山とかによくあるフィールドアスレチックを
より凶悪にした物を突破していくゲーム、と表現すればよいだろうか。
基本的に覚えゲーなのだが、時間を巻き戻せるシステムのおかげで、
大胆かつテンポ良くゲームを進めることができるのでストレスをほとんど感じない。まさに職人芸。
うまくアクションが決まったときは実にカッコ良く、爽快。
次もカッコ良く決めてやろうとクリアは二の次で思わずアクションを研究してしまった。
これが私にとってのこのゲームの本当の楽しみ方である(笑)。
ただ、不満をいうとイベントが飛ばせないので二週目以降がちとつらいのが残念。
しかしファーストプレイでの充実度は他のゲームよりずっと大きかった。
時間をおいてまたもう一度プレイしたいと思わせるゲームです。
ちなみに2Dの初代プリンスオブペルシャも収録されています。


ブレス オブ ファイア V ドラゴンクォーター
 カプコン/カプコン RPG 2002年11月14日 CD-ROM

批評者  haruX                      評価 9

意欲作。
前作までの、普通のRPG的イメージを完膚無きまで覆している。
最早制作者にとってRPGでもアドベンチャーでも、ジャンルは何でも良かったのではないか。
新鮮なゲームにした上で、一貫したメッセージを伝えようという
姿勢を感じる。
短めでシンプルな(しかし掘り下げ甲斐のあるテーマを持った)ストーリー。
キャラの心情や哀しみを表現する、微妙で丁寧な作り込みに
愛着を感じた。
派手ではないが、映画的なイベント演出の完成度は相当に高いレベル。
ゲームに物語を乗せるならば、長短は問題ではなく、
作り手の明確なメッセージがあるかどうかだと思う。
それが無いなら(メッセージとして伝えたい事がないなら)、
素直にアクションゲームやパズルに徹して欲しいと常々思う。
個人的に、長くて収拾が付かなくなったようなRPGの物語には
本当に辟易なので、尚更この作品の姿勢を支持したい。
システム面は、快適とはちょっと言い難い。
(長引きがちで爽快感の弱い戦闘は、寧ろシミュレーションだと思ったほうが解りやすい)
意図したものだとしても、遊びにくい部分があるのは確かで、
まだ粗削りな印象。
この点で、早めに手を引いてしまうユーザーもいそうで残念。
しかし、それを差し引いてもじっくり付き合うだけの魅力ある作品だと思う。
このスタッフの次作に大期待。

批評者  伽羅奢                      評価 2

これほど自分の感性に合わなかったRPGは初めてである。
無論、感じ方は人それぞれだろうが良いと感じられるところがひとつも無い。
まずRPGの主軸となるストーリーだが、はっきり言って暗い。
地下が舞台であるから当然だが他のRPGの様な開放感は皆無。
ずっと洞窟内のダンジョンをやらされている様で気が滅入る。
グラフィックも汚くは無いが異色過ぎて、何となく気持ち悪い。
何よりも問題なのは戦闘。
とにかく中途半端で爽快感も戦略性も全く感じられない。
個人的には1点でも良いくらいだが、クリアーまで到達できたので2点とする。
万馬券気分で買ってみるのもいいかもしれないが・・・(笑)

批評者  スッタコ小僧                  評価 9

 本シリーズには本作で初めて手を出した。
購入時は、王道パターン(ストーリー)のRPG、
また、単純および簡単にプレイできるものを
期待していた。
 上記の期待は完全に裏切られたが、
後悔することなく、めずらしく一気にプレイした。
(普段、RPGをプレイすると余程気に入ったもの
意外は、クリアに半年、一年かけてしまうものもある。)
 ひさしぶりにゲームにて感動した。
戦闘の戦略性もあり、気が抜けない。
(魔方陣で敵の動きを止めるとクリアしやすかった。)
ただ、初回プレイでクリアが難しくなっているのは賛否両論あるかな。
(まあ、初回プレイでクリアできると思えないし、複数回プレイして
イベントを見ないとストーリーが埋まらないと思う。)
 中古ショップでは値崩れの常連だが、やはり前述がネックになっているのかな。
かなりの秀作なのに・・・。


プロジェクトFIFAワールドカップ 〜それなら君が 代表監督〜
 エレクトロニック・アーツ・スクウェア/エレクトロニック・アーツ・スクウェア 育成シミュレーション 2002年05月30日 DVD-ROM

批評者  松本隆志                     評価 7

EAなのでFIFA公認で実名選手が登場する上に
サカつくの大橋修プロデュース,コンビネーション・プロサッカーの高見大三郎ゲームデザインと
サッカー育成シミュレーションの両雄が作ったところが何よりすごい
・・とは言ってもゲームデザインはコンプロの人のものなので
コンプロベースにサカつくの風味を載せて完成度を高めたようになっている
あと、サッカーRPGっぽい要素もあるかな?というか何気に一番近いのはサッカーRPGかも・・・
もちろん、RPGにはなってないけど
ゲームとして丁寧にまとまっている印象かな、こじんまりしていて佳作っぽいけど
サカつくと違い試合シーンはリアルタイムのAIで動いていてコンプロのような仕様になっている
AIは大変ってことだろうけど、サカつくの方が見ていてプロのサッカーっぽいことは確か
試合中に監督が出来ることが現実以上山ほどあるが選手が馬鹿なので監督のもどかしさが再現されている
IFA公認なのでワールドカップに出場した選手が実名登場する上、
コンプロに引き続いて『シュート』のキャラが登場するところは目玉と言える
逆にJリーグの選手やチームが実名ではないことや
ワールドカップに出ていないチームが実名ではないようなのが残念
とりあえず、流れ的にはRPG要素のないサッカーRPGというイメージでいれば
購入して損すると言うことはないと思う


プロ野球シミュレーション ダグアウト'03 the TURNING POINT
 デジキューブ/デジキューブ(企画・制作),プログレス(開発),アイビー(グラフィック)
 プロ野球シミュレーション 2003年06月26日 CD-ROM

批評者  ひっき                      評価 8

3年ぶりの新作。PS版やWIN版を踏襲しながらも『ベスプレ』の影響を多大に受けた内容になっている。
PS版ではデータを弄くれないのが最大の問題点となっていたが
(自分の実力次第でどうにでもなるアクション系の野球ゲームと違って
采配系の野球ゲームは選手の能力である程度試合が決まってしまう。)
PS版通りのガチンコ勝負ができる「Game Mode」(リセット制裁あり)と
『ベスプレ』のように自由にデータを変えられる「Edit Mode」の2つのモードを用意することで要望に対応している。
個人的には『ベスプレ』的な要素を求めていたので「Edit Mode」はありがたい。
選手のデータは『ベスプレ』と比較にならないほど細かい。変化球や特殊スキル(「ドクターK」など)まで設定できるため
『ベスプレ』のようにパターンが少なく似たような選手ばかり・・ということにはならない。
その他、過去2年の成績や通算成績、プロフィール、故障(復帰)予定日、入団(退団)予定日まで設定できるので
自分がやりたいことはなんでもできるといってよい内容。
逆に細かすぎてマニアでないと設定しきれないのが難点ともいえるが
本作が気になって手に取るようなユーザーならば問題ないだろう。
「Game Mode」の方はPS版と似た内容。トレード(放出選手と獲得希望選手を決める)のみを駆使して戦力を整える。
データは2003年4月20日時点のものを仕様。一部の選手(リナレスなど)は肖像権の問題からか存在しない。
本来リナレスがいないことは中日にとって痛いはずだが、バルデス、平井、大塚、アレックスが加入し
戦力の厚みが増しているので特に支障はなかった。
むしろギャラード、バルデス、バルガス、アレックス、クルーズから誰を使うか迷うぐらいである。
ちなみに自分がプレイした時は唯一穴である1塁を大塚⇔新井(C)のトレードで埋めて
(本来なら勿体無いトレードだが中日は投手陣が豊富なので全く問題ない)
使い道がなくなったクルーズを内野・外野が守れ使い勝手の良いのショート(M)とトレードすることで控えの戦力を整えた。
ここまでくれば後は自動で圧倒的な優勝に導いてくれる戦力である。(基本的にユーザーに有利な力が働いてる気もする)
そうそう、自動といえばスキップした時の速度は前作よりも格段に速くなっている。
『ベスプレ』的なシミュレーターとして楽しむには必須の速度であろう。
逆に采配ゲームとして楽しみたい層にとっては試合シーンのグラフィックとスピーディな展開はガッカリするかもしれない。
グラフィックについてはデフォルトだと球場を真上から見下ろした視点で、これは言ってみれば昔の『ベスプレ』をマネている。
昔、『ベスプレ』を楽しんだ層ならば懐かしい感じになると思うがPS・PS2からのユーザーだと
シュールだったり時代遅れといった印象を覚えるはず。
プレイできるのは2003年のみだがトレードした選手はそのままで次のシーズンを始められるのは良い。
前のシーズンで怪我を治しておけば本来は怪我で2003年を棒に振っている選手も活躍させることができる。
さらに1人自由に選手を作ればランダムでどこかの球団に入団するので勢力図が少しずつ書き換わっていく
自分なりの2003年シーズンを作り出すのも面白いと思う。
良いことばかり書いているが欠点もある。
特に致命的な欠点だなと思ったのがスキップした時のCPUの思考パターン。
明らかに実力のある選手を2軍で腐らせておくことがしばしばあった。これを避けるためにも
自分のチームやエディットした後の他のチームに対して基本となるスタメンを選べると良かったと思う。
支配下選手ほぼ全員収録で2軍はあるがイースタン、ウエスタンの区別はないというのも中途半端だと思った。


プロ野球JAPAN 2001
 KCEO(発売元),コナミ(販売元)/ダイヤモンドヘッド(KCEO) 野球 2001年11月08日 CD-ROM

批評者  ビバップ                    評価 4

長年待ち望まれながら大リーグ版しか出ていなかったリアル版のパワプロ。
劇空間をつぶしておいてキッチリ出してくるあたり近年のコナミを代表しているソフトだろう。
それは次回作が半年経たずに出ているところからも言える。
とことんユーザーを馬鹿にしているメーカーだな・・・。
基本的にはパワプロと同内容だが
気になっていた2頭身キャラがリアルな選手の画像になったことはあまりにも大きい。
ゲームファンではなく野球ファンの人ほどそう感じられるはず。
グラフィックがリアルなだけでなく球場の再現度やモーションなど、似せようとしている努力が何よりうれしい
一作目でここまでやってくれればまずは満足。しかし、サクセスモードがないのは大バッテン
現実の選手と絡めたシナリオが期待できたはずなのに・・・
それとシミュレーション形式でGMと担当するペナントモードがあれば完璧。
一度、リアル版を体験してしまったからには
パワプロがいくら面白くても、もう戻れそうに無いので本腰を入れて取り掛かって欲しい。

批評者  ひっき                      評価 3

『実況パワフルプロ野球』シリーズのダイヤモンドヘッド制作のリアル野球ゲーム。
選手データは2001年6月1日以前、球場データは2001年開幕時のものになっている。
球場データはパワプロの流用でテクスチャを貼り替えただけとのことだが
球場の再現度はそこそこだと思う。ハリボテっぽい安っぽさもあるが忠実に再現しようと拘った部分は感じる。
ただ、選手の再現度はイマイチ。一部の選手のフォームこそ似ているが体系が違ってたり
再現したフォーム以外の選手は全く違うためかなりの違和感がある。
顔は似ているが単に写真を貼り付けただけなので表情がなく全員病的な顔をしている。
守備時の演出もパワプロに準じているので地味で迫力に欠け楽しさがない。
中継っぽく見せるって点での演出面では『劇空間プロ野球』の方が圧倒的に上だったと思う。
またバットを振った後、振り戻すモーションがなかったり、
守備のときに捕って向きを変えて投げるという動作がぶつ切りだったり、
実況がつぎはぎばかりなせいで抑揚がおかしかったり、手抜きとしか言い様がない雑さを見る度に萎えてしまう。
バットが当たった時の音が地味で『パワプロ』のような爽快感がないのも致命的。
ピッチャーに関しては球筋が見やすくて『パワプロ』より良いと思うがそれだけだと思う。
サクセスやドラマティックペナント(orトレードなどマネージメント要素のあるペナント)がなく
チームをアレンジすることすら出来ないのもなんとかして欲しかったところ。
個人的には川崎さん専用のゲームとしてだけ愛用してる。
現実では残念なことになってしまったがこのゲームの川崎さんはそこそこ使える。
特に「キレのあるシュート」なんて実況に言われると泣ける。
ちなみにこのゲームではヤクルトが圧倒的に強い。自動でペナントを行ったら100勝してしまった。


プロ野球スピリッツ2004
 コナミスタジオ(発売元),コナミ(販売元)/ダイヤモンドヘッド(コナミスタジオ) 2004年03月25日 DVD-ROM

批評者  ひっき                      評価 8

『プロ野球JAPAN 2001』から始まり2003年は『パープレ』と呼ばれていた作品の2004年版。
日本テレビとの番組タイアップを辞めたために実況&解説陣が一新され
『パープレ秋季号』でホームラン競争の実況者として加わっていた阪神戦の実況で知られる山口富士夫氏が実況。
田尾安志氏,秋山幸二氏が打者解説、牛島和彦氏,宮本和知氏が投手解説となった。
メンツが一新されても、今の球種は何ですか?→〜ですねのような。不毛なやり取りは相変わらずである・・・。
基本的に『パープレ秋季号』が叩き台になっているが様々なところで違いが見られる。一番変わったのは、
「ダイレクト投球システム」なるリリースのタイミングでもう一度ボタンを押すシステムが追加されたこと。
タイミングを外した場合、甘い球や荒れ球になる。
狙ったところにすんなり投げられてしまうのが『パワプロ』の欠点だっただけに、コントロールがバラつくのは良いことだが、
1球ごとにしっかりタイミングを計らなければならないのは少し面倒に感じた。
ただ、従来の『パワプロ』方式にも変更できるので特に問題はないのだが。
『パープロ』で追加された「コース予測」システムだが『プロスピ』ではシステムが変更されており
投げる前に決めたコースからカーソルを動かせなくなった。つまり完全な決め打ちシステムに変わった。
個人的にはこれは大歓迎。『グレナイ』チックで求めていたものに近い。
また投手の能力パラメータが見直され従来のスタミナの他に疲労回復力と先発調整力が加わった。
これは先発向きとリリーフ向きで変わってくる。
その他では『パワポケ』のようにポイント制が導入されておりポイントを貯めることで
選手を「覚醒」させたり低反発球、高反発球を使ったりすることができるようになった。
「覚醒」というのは『プロスピ』で加わった新システムで選手の潜在能力を予測した能力へと切り替えることが出来る。
潜在能力は現在売りとしている能力だけさらに伸びるというパターンばかりでまともに考えたとは思えない内容だが
アイディアとしては面白い。
ポイントで取得して切り替えるほか、「真剣ペナント」で注目選手として指定することで開花させることができる。
今回の選手作成モードは「ルーキーモード」。 『パープレ』の選手作成モード「エンペラーカップ」は試合のみを行う内容だったが
自主トレーニング→キャンプと育成期間を経てから試合(オープン戦)を行う方式となった。
『パープレ』と違い12球団のどれかに参加するためチームの状態で作りやすさが変わってくるのが特徴。
『パワプロ』の選手データは『パワプロ10』シリーズのものを使用することが出来る。
『プロスピ』では1方向2球種が採用されているので『パープレ秋季号』のような悲劇はない。
「ペナント」はトレードが追加されたのが特徴。『パワプロ』を考えるとなぜ今までなかったのか不思議になるくらいだが・・・。
アレンジ不可、日程スキップ不可の「真剣ペナント」と設定フリーの「レギュラーペナント」の2つがあるが
「レギュラーペナント」で使えるアレンジチームが同一リーグのみというのはどう考えてもおかしい。
これだとパからセに移った選手を設定して、セでペナントを遊ぶとパに同じ選手がいるという状態になってしまうのだが?
「真剣ペナント」はイベントや監督コマンドがあって面白いが日程をスキップできないので大変すぎる。
日程をスキップできる「真剣ペナント」があると良かったのに・・・。
どうでもいいことだが、パッケージの選手の絵があまりにも似ていない。
石井琢朗は殺し屋の目をしてるし、清原は迫力がなくものまねタレントのリトル清原のよう、
そんで中日のユニホーム着ているの誰だ?


プロ野球チームをつくろう!2
 セガ/スマイルビット スポーツ育成シミュレーション 2003年02月13日 DVD-ROM

批評者  ひっき                      評価 9

今までのやきゅつくシリーズ全5作とも発売に購入してプレイしたが単純に比較した場合
やはり、最新作であるPS2が優っている。それぐらい手堅い出来。
なによりもSS版やDC版3作と比べてロード時間が短いのが良いところだろう。
基本的なシステムは同じだが今作では通常メニューからイチイチ行わなければならなかった新人との交渉や
グッズ、施設の増強などが、全て年始めや月始めに投資やスカウトへの指示を行うようになり
非常にすっきりした内容になった。同時に合理的になったともいえるだろう。
同時に首脳陣の入れ替えも出来ないようになったがこれは少々疑問も残る。
グラフィックは今までのコミカル路線からリアル路線へと変更したがこれは好感触。
(やはり、特徴のない選手ほどグラフィックが似てないが)
秘書のグラフィックや動きにも必要以上に力が入っているが、ここまで力を入れる必要があるのだろうか?
自分は基本的に試合は見ないので評価には入れていないが
今作では3回分しか試合が見られないようになっている。色々考えた上でこうなったのだろうが
試合の全てを見たいプレイヤーもいる以上、色々なプレイスタイルに対応した形になるのが理想だろう。
そして、今作では成長限界のなかったDC版とは打って変わり能力の限界を設けている
(SS版や前作GBA版ではこの方式だった。)
確かにDC版はハードな練習をさせればパーフェクトなキャラを生み出せたりして弊害も大きかったが
ある意味ではそれが育成ゲームの醍醐味だったとも言えるので残念でもある。
これはこれでありだと思うが限界を設けるならばプレイヤーが練習メニューを作成する必要はないのではないだろうか?
というよりも、練習メニューもすっぱりなくしてしまって、コーチの能力で成長の仕方が変わったらどうだろうか?
次回作以降こうなることを願っている。
今作の欠点だが限界がすぐ来てしまうくせに、何が限界なのか表示されないために、一度、練習させる必要があるのが面倒。
このため、何度も練習画面に行くことになるので、オプションで試合画面からオフィス画面に戻るか
練習画面(スクリーンセイバーのような簡易画面)に戻るか選べても良かったのではないかと思う。
相変わらず、1度目の球場拡張すればあとは資金繰りを全く気にしなくてもいいようになるが
今作では投資金額が少なくて済むため数年で投資限界に達してしまう。
時間の取れないライトユーザーに合わせたのだろうが、それならばいっそのこと球団を育成する要素を切ってしまって
資金繰りが大変な分、現実そのままチームを1年目から率いることが出来るようになって欲しい。それは毎回切に願うことでもある。
今作では世界選手権を制覇すると他球団に移ることも出来る。
これは新鮮な感覚だったが、愛着のないチームを救ってもなぁというのが感想。
〜も出来るという要素なのだから決してマイナスではないけど
あと能力面で松井秀の守備&走力が高いのが気になった。並以下の能力だとは言わないけど、
足の速さで売っている選手や守備の上手さで売っている選手よりも上になるのはひいきし過ぎだろう。
それに今の状態からさらに伸びていくというのは考えにくいんじゃないかな?
その辺、公平な目を持って制作していただきたい。(松井を例に挙げたが松井だけ気になったと言うわけではないので)
データは2002年度のものを使用しているので最新と言うわけではないが
今年は大物引退選手も多かったし松井のメジャー移籍などもあったので仕方ないだろう。
今作をプレイしてみて一番強く感じたのが現実とリンクする序盤の面白さと
ファンタジーのゴールデンメンバーを作ることへのマンネリ感。
今までに何回も王、長嶋と松井、高橋、張本、野村や田淵などが同じチームにいることを経験して
もう喜べなくなってきたのが本音。それよりも現実とのリンクが面白いわけで
ここらで1970年辺りを舞台にしてドラフトには実際にその年に指名された選手が出てくるというシチュエーションで遊びたい
これは願望であるが。
あと、今回HDD対応だったり、ネット対応だったりがなくてソフトさえ買えば誰もが平等の条件で遊べるのは良いスタンスだと思う。
今までもネットを介さないと最強のプレイヤーが使えなかった『サカつく』と違い。
対戦BBSやデータがリンクする『やきゅあそ』などの外部的な+αを除いてはソフトだけでフルに遊べてただけに
このままソフトのみでフルに遊べる姿勢を貫いて欲しいと思う。
ただ、ネットワークを活用しない手はないのでパスワード形式での対戦はあった方がいいと思う。

批評者  AF                        評価 6

試合が1試合中3イニングしか見れないというのは野球シミュレーションゲームとして問題あり。
何をどう考えたらそんなところを削るという発想に行き着くのかがわからない。
試合自体も、テレビ中継の視点でやれば見やすくていいのに
選手のアップが多くて見難い、何を目指しているのかわからない視点は直ってないし
指示面でもある程度パワーのあるバッターなら長打狙いを指示すれば凄い確立でホームランが出たりするなど閉口。
これでは3イニング限定仕様はゲームバランスを取るのを諦めた結果だとしか思えない。
グラフィックをリアルにするとか以前の問題であり、この点は全く進化して無いどころか退化したと言ってよいです。
9イニングフルに見れるモードとサカつくのような試合ハイライトで見れるモードの二つはあって当然だと思うのだが・・・
ロードが短くなったり、複雑だった所を簡略化し遊びやすくなった点などはかなり高ポイントだけに勿体無い


プロ野球チームをつくろう!2003
 セガ/スマイルビット,エッチ・アイ・シー(プログラム) スポーツ育成シミュレーション 2003年11月20日 DVD-ROM

批評者  ひっき                      評価 9

今回、革新的に変わった部分といえば間違いなく「二軍」。
選手枠が32人から50人へと大幅に増加し、イースタン、ウエスタンでの2軍の試合も現実同様行われるようになった。
やる事が増えたかといえばそうではなく、それに伴って二軍監督の概念が加わり、
育成、指揮を一括して任せることになったので、面倒くさい手間は一切省かれる。
どうせなら1軍の育成&スカウトも他人任せにして、シビアなマネージメントが楽しめるゲームになれば・・と思うが
その辺は毎度同じく保守路線を貫くスマイルビットに要望を出すことにする。
話がそれたが2軍が要素として加わっただけで楽しみが倍増したといえるだろう。
ただ、他チームの2軍選手をトレード獲得することができないのは致命的な欠陥。
読み込み時間はともかくとして、後者は本来他チームの余剰選手を有効活用するための制度である
トレードの意味さえも否定しまっている仕様であり、これは残念でならない。
それに多くの選手データを扱わなければならないために練習画面などのローディング時間が大幅に増えてしまった。
前作から比べてマイナーチェンジレベルの正統進化は多く羅列すれば、
日程画面までのロード時間の短縮。試合を全イニング観ることが可能。ミニ球場画面での介入タイミングの指定。
ベストナイン&ゴールデングラブ、月間MVPの追加。日刊スポーツとのタイアップによるまゆげのノーさん登場。
野球トリビアクイズ、チームリーダーの選択、登場OB選手の増加、入団テストの復活(なぜかドラフト外もあり?)
など、細かい部分でゲームを彩る要素が増えているのは好印象。
加えて好不調がパラメーターとして表されるようになったのでスタメンを組みやすくなったし
厳格なリセット制裁があるのも良い(ただし、違う場所に記録して終えれば大丈夫というぬけ道があるのだが)
不満点は、不必要な秘書のグラフィックが相変わらず存在すること。
巨人の若手ピッチャーの能力が高すぎるのと岩瀬、福留(守備力がG清水以下)の能力の低さなど
相変わらず変わらず、基準が見えない偏ったパラメーターには不満が多いこと。
顔グラフィックが写実的になったため特徴がない選手ほど似てないことなど。
不満点は何も改善されていないので、高評価を与えるのは躊躇するところだが、楽しめたか、楽しめていないか
で言えば楽しめたし、様々な要素を客観的に見てもシリーズ最高傑作であることはまず間違いない。


プロ野球チームをつくろう!3
 セガ/セガ スポーツ育成シミュレーション 2005年07月28日 DVD-ROM

批評者  ひっき                      評価 8

ディレクター、プランナーに『サカつく3』『サカつく'04』のメインプランナー馬場保仁氏を据えた最新作。
馬場氏は『やきゅつくアドバンス』以来3年ぶりのやきゅつく復帰ということになるらしい。
結果、『サカつく』よろしくの街育成要素が追加され、これが非常に面倒くさい。
1つのゲームとしてみれば決してつまらない要素ではないのだが、
このゲームは何のゲーム?と考えた場合、本質からずれているような気がする。
街育成するなんていうのは『シムシティ』や『トロピコ』に任せれば良いわけであって
『プロ野球チームをつくろう!』に持ち込むのはナンセンス。このゲームは
純粋にチーム作りに打ち込めて他球団とのせめぎ合いを楽しむことを最優先にすべきではないだろうか?
このシリーズは、わざわざチームを苦境に立たせた状態から始まりチームの設備を整えて
整った後は膨大な資金力で楽々プレイ。というゲームバランスにしているが、本当にユーザーが望んでいるのは
今あるチームをそのまま引き継いで決められた予算内でチーム作りをするゲームなのではないだろうか?
さて、今作は1作目から多くの人に望まれながら実現することがなかった「スキル」がやっと採用された。
7年7作品も待たせただけあってスキルの継承、選手のスキルによるチームカラーなど練りこまれたものになっている。
この要素については大満足であるが、スキルを自由に消せたり、
ベテランの練習を犠牲にすることによって意図的に若手にスキル継承できるようになると
チーム作りの幅も広がるしベテランの重要性も上がると思う。
もう1つの新要素「レギュレーション会議」はイマイチ。ルールの変更が出来るということでは、あって困るものではないが
球団ごとの利権争いがあるわけではなく、単に自球団と仲良いか悪いかで結果が決まってしまうので面白みに欠ける。
毎作思うのだが、無個性の12球団にするのではなく、巨人は金を使った暴利、阪神は地元熱狂、
中日は常に良い位置につける善戦マン、広島は身の丈経営、ヤクルトは外国人獲得に長け、横浜はドラフトに強い
といった各球団の個性を再現してはもらえないだろうか?そうすればこの「レギュレーション会議」も盛り上がると思う。
現状では前述の通り無個性なので広島、ヤクルトがFA選手獲得などといった現実には絶対にありえないことが起こり、
プロ野球ファンとしてはそれだけでも興醒めしてしまう。
他、ネーミングライツや海外アカデミーこれらは良いと思う。
キャンプやスカウトも大きく様変わりしたがこれも長くなるので割愛、概ね面倒くさくなったといえる。
トレードも大きく様変わりした。今までは自分で決めた3×3(+金銭)までのトレードを申し込む形だったが
今作では欲しい選手1人か、自球団の放出したい選手1人を選ぶ方式に変わった。
これにより『やきゅつく』の醍醐味であった自由なトレードが出来なくなってしまったので非常に残念。
そればかりか相手チームの選手の能力が曖昧にしか分からない上に釣り合っているかどうかのアドバイスもないため
完全な手探りで面白さが全くない。そもそもスタッフが勝手につけた能力を確認することも出来ないのは理不尽な気がする。
完全な架空世界ならともかく、現実のプロ野球をモチーフにしていて、実在の選手との能力の乖離がある以上、
能力の乖離を確認して把握できなければゲームとして成り立たないと思うのだが?
強すぎるオリジナル選手にもゲンナリする。このゲームはプロ野球が好きで遊ぶ人がほとんどだろうし、
現役選手、OB選手を差し置いてオリジナル選手に活躍されると醒める。
現実の選手をモチーフとしている選手はせめてリネームさせて欲しい。
最後に今作で一番評価の下がる部分である序盤から要求される超高額年俸についてだがこれは本当にバランスが悪いと思う。
ある程度、進めると逆に年俸が抑制できるようになってしまうなんてゲームバランスとしては最悪に等しい。
そもそも選手が有利すぎるのは納得がいかない。一方的に突っぱねられて契約不能ではなく
年俸に対する不満はFAやモチベーションの低下といった形で表すべきではないだろうか?
ディレクターの横暴によって『サカつく』化してしまったので全体的に不満が多いが
メニュー画面のグラフィックを犠牲にしたおかげで、イベント時以外のローディングがなくなり
さらに日単位で自由にメニュー画面れるのは劇的な進歩だと思う。総じて良作といって良いのではないだろうか。
あと、今作で新たに加わった、飛ばせば3時間程度で終わるお手軽な「イチネンモード」であるが2,3回遊ぶなら面白いと思う。
つくろう選手のスキル作成という目的があるため、ケチって勝負するか有力選手を揃えて楽に勝ち進むかの
バランスが上手く成り立っていると思った。ただ、セーブ不可能という仕様はどうかと思った。
不正のできないように配慮したのだと思うが3時間ノーセーブは少し長すぎるような気がする。


FRONT MISSION 4(フロントミッション フォース)
 スクウェア・エニックス/スクウェア・エニックス第6開発事業部
 ドラマティックシミュレーションRPG 2003年12月18日 DVD-ROM

批評者  もんぞう                     評価 8

今作よりハードがPS2に移り、バンツァーのグラフィックはより詳細に描きこまれていて好感が持てる。
ただ全体に色使いが地味になったのでリアルっぽさは出ているけどどれも変わり映えしないような気もする。
でも作品の雰囲気には合っているのかな?
戦闘は3のテンポの良さを受け継ぎつつ、Linkによる僚機同士の連携があったり、
通信やミサイル妨害などバックパックの機能が多彩になっていたりしてタクティクスを考える楽しみは増している。
ただしLinkによる複数対複数の戦闘が前提になっているので
前作よりも単機の各武器の命中率は抑え目になっていて、Linkを活用できるようになるまではもどかしい思いもするかも。
また会話シーンには全部ではないが英語の音声がつけられていて、
キャラクタの出身国によってフランス語訛り、ドイツ語訛りなどのニクイ味付けも。
ストーリーはエルザ編とダリル編がパラレルで進むのだが、後半通信シーンなどで2つのストーリーを結び付けているが、
一緒に出撃するマップなどはなく、肩透かしな印象を受けた。
前作のようなストーリー分岐もないので、2回目プレイへのモチベーションは低くならざるを得ない。
しかしながら兵器体系がより整理されていたり、武器ごとに一長一短を持たせてあったりと
丁寧に作りこまれている良作と評価したい。




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