Super Famicom(re)

レッド・オクトーバー(The Hunt for Red October)
レディーストーカー 〜過去からの挑戦〜
レナス [古代機械の記憶]
レナスII -封印の使徒-


レッド・オクトーバー(The Hunt for Red October)
 アルトロン,Hi-Tech Expressions/明記されず 横シューティング 4M

批評者  松本隆志                    評価 6

日本でもヒットした名作映画『レッド・オクトーバーを追え!』のゲーム版。
SFCの4ボタンに前に出る弾、上に出る弾、斜め前に放物線を描く弾、
斜め下に放物線を描く弾を割り当てていて、この4種類の使い分けでゲームを進めていく形になっている。
スクロールも自由で方向転換もLボタンによって行える自由度があるが
潜水艦なので動きが遅いほか、敵の数が多く、弾もバンバン撃って来るので難易度は高め
だが、その難易度がゆえに前述の4種類の弾の使い道がカギになってくる。
弾は無限ではないので適材適所で使用し高い命中率で当てなければならなくなる。
そういうところは戦術級シミュレーションチックで良いのではないだろうか。
このソフトは例によってアルトロンが海外から買い付けてきたものだが全編英語のままであり、
内容が横スクロール型のシューティングとはいえ手抜きと言わざるを得ない。


レディーストーカー 〜過去からの挑戦〜
 タイトー/クライマックス アクションRPG 24M+B.B.

批評者  ひっき                     評価 8

メガドライブのアクションロープレ『ランドストーカー』をRPGにしたような作品。
フィールドマップはランドストーカーのようでありながらRPGのように戦闘があり
その戦闘はアクションで行う。
そして、このゲームの一番のポイントは戦闘シーンで仲間がAIで動いていること。
戦闘シーンをアクションで行うRPGは色々遊んだことがあったが
仲間がいてその仲間がAIで動いてくれるのは斬新だった。
ただ、3人がバラバラに戦うだけでロールプレイング的な役割分担の要素は薄いのが残念ではあるが
それをクリアしたゲームが出てきたら絶対に買いたい。ゲームの未来形のように思う。
さて、ランドストーカーといえばMDのパッド次第では超高難易度のゲームであるが
このゲームは普通の難易度のゲームになっている。
基本的に難しめなアクションがウリのゲームだったのでそれがなくなったのは賛否あると思うが
SFCということを考えればありだろう。
ジャンプがなくなったのは大正解。
背景は擬似3Dとはいえ平面なので位置がつかみにくくクォータービューでのジャンプはしにくかったので
これを削除したのは非常に大きい。これだけでたいぶ遊びやすくなっている。
それでも、初心者だとクォータービューという視点自体に迷ってしまいそうだが・・・


レナス [古代機械の記憶]
 アスミック/コピアシステム RPG 12M+B.B. F:3B:4(ニンテンドウパワー)

批評者  のべ                      評価 9

1992年というスーファミ初期に発売されたRPG。
ゲームデザインに柴尾英令、イラストレーターに加藤龍勇と後藤啓介、音楽に田中公平と
なかなか豪華なスタッフが手掛けている。
なんといっても独特のグラフィックがとても美しい。
中性色をふんだんに使っており、パッケージイラストがそのままゲームになったかのよう。
一番のウリは、これまた独特の戦闘システムにある。
モンスターはアニメーションを駆使してばりばり動くし。
基本的にはドラクエのような視点&ターン制を導入しているのだが、コマンドの選択が十字キーだけで可能。
最初は戸惑ってしまうが、慣れれば片手で操作できるので、寝そべってのプレイに便利。
ただゲームバランスがちょっと悪かった。
歩いていると急にレベルの高い敵に遭遇したり、ラスボスは『とある呪文』以外の攻撃はほとんど効かない。
また、MPが存在せずHPを削って呪文を唱えるのでやたらと瀕死に陥る。
シナリオはとても素晴らしく、さらに続編『2』へと繋がっている。三部作に幕開けに相応しい作品だった。


レナスII -封印の使徒-
 アスミック/明記されず RPG 32M+B.B. F:8B:4(ニンテンドウパワー)

批評者  のべ                      評価 6

開発に時間がかかり、発表されたのは早かったのにも関わらず
発売された時にはすでに時代はPSなどの次世代機へと移っており、目立たなかった作品。
スタッフは前作と同じ顔ぶれがそろっており、今回もその独創性は健在。
前作では戦闘のみに導入されていた十字キーのみでの操作が、あらゆる面で導入された。
そのため、店での購入からアイテム使用時、セーブデータを選ぶときまで全部片手でオーケー。
だが移動時にはBボタンでダッシュとなるため、結局は両手でのプレイになってしまったのだが
それでもやはり寝そべってのプレイ時には非常に役に立つ。
ストーリーは地下世界エルツから始まり、前作の舞台へと広がっている。
やや説明不足の感じもするが、前作をやった人なら非常に感激な内容だろう。
だが相変わらずゲームバランスが悪く、なかなか敵を倒せないこともしばしば。
残念なのは、ストーリーは三部作の完結編へと続くように終わっているのに、
肝心の続編が発売されなかったことだろう。おかげで謎だらけのままで終わってしまった。
是非、ゲームボーイアドバンスあたりにでも旧作を移植して、その後続編を新作として作ってもらいたい。




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