格闘超人
Kakuto Chojin
発売元: マイクロソフト
開発元: ドリームパブリッシング
発売日: 2003/01/01
ジャンル: 新次元格闘
メディア: DVD-ROM

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レビュアー: 暗黒星
8 全世界で発売中止、回収されてちょっと話題になったXBOXオリジナルの対戦格闘ゲーム。
「トバル」「エアガイツ」の石井精一氏率いる新会社「ドリームパブリッシング」の第一作。
ハード特性を生かした精巧なモデリングと豪華な光源関係のエフェクトを多用したグラフィックが素晴らしい。
デザインがちょっと日本人にはアレかもしれないが、男はムキムキ、女はムチムチで
非常にセクシーな仕上がり。
が、キャラの表示サイズが二人対戦でもやや小さく、陰影を生かす為に暗めのステージが多いので
ぱっと見は激しく地味。
絵は良く出来てるのだが、壁が破れたり床が抜けたりといったインタラクティブな仕掛けが皆無で、
ステージ端に詰まった時や壁にぶつかった時の挙動も不自然である。
(というかぶつからない。引っかかって落ちる)

ゲーム自体も「トバル」「エアガイツ」支持者から見ると技スピードが速く、連携も強力なものが多く、
掴み関係も簡略化されていて極端に打撃偏重でかなり違ったゲーム性になっている。
ジャンプ操作やそこからの派生すら無くなっている。
投げ抜けがマスターできてからが勝負、からバチバチ打撃でやりあうゲーム性に変化しているのだ。
 
一トバルファンとして違和感はあるが、強烈な技の応酬や
ゲージ使用の加速状態を利用した強力なコンボを決める快感は
最近のマイルド調整された格闘モノにはないもので、逆に新鮮で意外と愉しいと感じた。
どんな打撃も回避する3D格闘版ブロッキング「ドッジ」と、加速状態を利用したコンボ回避テクニックも
あるので、上手くなっていけばゲームの展開も攻撃一辺倒ではなくなっていく、
この辺に奥深さも感じられる。

ただし、4人対戦は全くゲームになってない上に、ムービーの類は一切ナシ。
エンディングはコンボサンプル映像とテキストメッセージのみ、スタッフロールに演舞もどきが流れるだけ。
(といっても格闘モノをストーリー性やらムービーで評価するの風潮自体が変だと思うのだが)
練習モードも設定項目やメニューが貧弱で、今時これでいいのか?ちゅうレベルである。
全く対戦相手がいない、一人で遊ぶ人には全然オススメできない。



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