PSP

Capcom Classics Collection Remixed
Grand Theft Auto: Liberty City Stories
OutRun 2006: Coast 2 Coast


Capcom Classics Collection Remixed
 Capcom/Digital Eclipse Compilation 05/22/2006 Teen

批評者  ほげ                 評価 6

ゲーム,アニメなどのサブカルチャーショップ「トレーダー新宿店」で入手した。
私はあるハードより前のゲームには余り興味をもてない。
私がゲームに目覚めたのはファミコンからだが,
ファミコン時代は『マリオ』シリーズに夢中になっていたので,本格的に他のジャンルに手を出し始めたのはSFCが最初だった。
だから私にとってゲームの始まりはファミコンでありながらも,SFCがなければ長続きすることはなかったといえる。
とはいってもSFCのジャンルが何でも良いというのではなくRPGやSLGなどを多く遊んでいた。
2Dアクションを考える時,『マリオ』の圧倒的な影響下にあった私は,
他のゲームをやってもいまいちのれないのだ(それは,今もさほど変わっていない)。
大人になってトレジャーを知った時,試しに『ガンスターヒーローズ』や『ガーディアンヒーローズ』を遊んで,
2Dアクションに『マリオ』と比肩するだけの作品があると思ったが,それは例外なのだ。
この『CAPCOM CLASSICS COLLECTION REMIXED』には
1980年代から1990年代初頭までのカプコンの往年の名作が収められている。
ご存知かと思うが,日本版のそれとは収録タイトルが大きく異なる。
詳しくは他のサイトに譲るが,『キャプテンコマンドー』や『ヒトラーの復活』,『ストリートファイター』などは
かなり魅力的なタイトルなのではないか。
日本版では何故か『魔界村』,『1941』,『スト2』シリーズが複数収められているのだが,
レゲーのいいとこどりをしたほうがユーザーは喜ぶだろう。
その点本作のタイトルの選択はいいせんいっている。
私も日本版はそのせいか未入手だ。
『キャプテンコマンドー』は初めてプレイしたが,PS版の価格が高騰していることを知ってかPSPを起動次第プレイ。
だが『ファイナルファイト』的ベルトスクロールアクションで,その手の作品が苦手な私には合わなかった。
ゲームとしても,画面にわらわら出てくる敵に集団リンチされることが多くとてもノーコンティニューでは攻略できないと感じた。
しかし赤ん坊が乗ったロボットがキャラセレクトで出てきたり,
忍者キャラで敵を倒すと敵の身体が真っ二つになるような残虐演出がギャグっぽくて良い。
本作に収録されているアクションゲームは,多かれ少なかれこんな感じで,
アクションゲームとして面白いというより,ヴィジュアル的な面白さを見るといった印象が強い。
PS2,XBOX(XBOXは持っていないがw)以後,アクションゲームは私の肌に合うジャンルとなったが
それは3Dアクションが面白いと私が感じるせいだろう。
しかしやはりヴィジュアル面では,2Dの方が私たちの世界ともっと遠い感じがして,フィクション性が強くて私は懐かしいと思う。
ただ,やはり『ヒトラーの復活』,『ブラックドラゴン』,『ストライダー飛竜』は,
『ロックマン』的に多彩なアクションを要求されるので飽きにくい。
『ストライダー』はキャラもよく動くし,アーケードゆえできたことだろうが80年代誕生というのに驚き,
2Dアクションの美的さを感じさせる。
こういうのは3Dにはなかなか見られない。
というのも3Dになってはリアル過ぎ,もうちょっと我々のリアル感から離れてくれないかと思うのだ。
結果として任天堂やトレジャーの2Dアクションほどハマれないが,ヴィジュアル的には楽しめたし,
STGの『バース』は意外な掘り出し物でよかった。
この作品を買ったのは最近『モンハン』や『逆転裁判』などでカプコンを見直しているので,過去の作品に手を出してみたが,
やはり2000年以後のカプコン作品に適するものを感じていることを再認識したとはいえ,悪くないと思えている。


Grand Theft Auto: Liberty City Stories
 Rockstar Games/Rockstar Leeds Action 10/24/2005 Mature

批評者  ほげ                 評価 6

『グランド・セフト・オート3』(GTA3)の3年前の物語。
主人公は『GTA3』でレオーネファミリー幹部として働いていたトニー・シプリアーニことアントニオ・シプリアーニ。
ただし本作はトニーが出世する前から物語を始めている。
いわば,トニーがレオーネファミリーの幹部として出世するまでの過程を描いた『GTA3』の序章的な作品といえようか。
『GTA3』をプレイしていなければならないという必要性はないが,
プレイしていた方が,複合的な見方をすることができる(そう整合的ではないけれどブリッジが建設中だったりする)。
物語は,『GTA3』で死亡が確定しているレオーネファミリーのドン,サルバトーレ・レオーネが余裕綽々で生きているところに,
大仕事をして舞い戻ってきたトニーが,なぜだか下っ端から仕事を始めなければならないという理不尽さにいらいらをつのらせ,
むかつく上役ヴィンチェンゾに仮託して,唾を道端に吐き散らしながら,暴力に身を任せていくというもの(分かる?)。
組織の幹部になるというのは,アナーキストたるべき『GTA3』とは方向性が違うが,
『GTA:バイスシティ』(VC)もブライアン・デ・パルマの映画『スカーフェイス』のトニー・モンタナの影を背負っている以上,
本作もその系譜で,組織の人間たらざるをえないのだろうか。
しかし『VC』では主人公が自分のファミリーを作っていくという物語からすれば,アナーキスト的ではあるのかもしれない。
そう考えれば,本作は物語的に独特ではないだろうか。
ところで,この『GTA:リバティーシティストーリーズ』という作品は,
「PSPという携帯ゲーム機で『GTA』シリーズがプレイできる」というコンセプトで作られたようである。
なぜなら,例えば,『モンスターハンターポータブル』(MHP)というカプコンの作品では,
オンラインプレイにコスト面等で壁があったPS2版に比して,純然たるオンラインプレイはできないとはいえ,
PSPを持ち寄れば協力プレイという名の擬似オンラインプレイをさせてくれ,携帯ゲーム機の特性を見せてくれた。
しかし本作は?
このことは『FFT』のPSP版でも感じたことなのだが,私は『FFT』も『GTA』もどちらも好きなので,良いのだが,
ただ携帯ゲーム機で『GTA3』などを再現したというコンセプトでは,ファンではない客に対する訴求力に欠けるのではないのか。
『GTA』としては,非常に良い。
しかし新作なのに,これは移植モノなのではないかと思わせられるのは,携帯ゲーム機ならではの特性に欠けるからであろう。
NDSであれば,デュエルスクリーンやタッチペン操作等で独自性を発揮できるが,
PSPの場合,技術面でのクオリティを売りにしており,そうはいっても映像面ではPS2より劣るのが一般的なので,
独自性として作品の活路を見出すことが難しい(独自性といえば,『MHP』のように協力プレイが重要になってくるのだが,
本作のように物語を進められない協力プレイでは意味がないし,それは『FFT』も同様)。
確かに,電車の中でギャングを大量殺戮!というのは,私としては満足できるが,
ファンではないものにとっては,PS2があるならそっちでということになりそうだ。
これはこの作品や『FFT』,あるいは『街』などに限ったことではなく,
PSPというハードが,PS,PS2といったソニーゲーム機の移植作品といったイメージが強かった2006年度まで
(言うまでもなく2007年度からは『MHP』や『クライシスコア』といったPSP独自の作品を打ち出すことでPSPらしさを見せてきている)では,PSPの存在意義というのがクエスチョンのままであったことに由来することでもあるから,別段本作の責任でもない。
システムの話に戻るが,操作性はちょっと悪いのが残念だ。
もともと『GTA』は操作性に難がある作品だがPSPだとその傾向が強い。
米国版だけに,本作の台詞は全編英語なのだが,そんなに早い言葉ではないので,結構理解できる。
しかし訳の分からないスラングは困りもの。
本作の旧版は,かつてPSPをダウングレードさせてくれる作品として知られていて,
2007年現在巷を賑わせている『ルミネス』のように,作品としての評価以前のところで有名になったものだった。
だが米国版なので入手は困難で,しかもSCEがダウングレードに対処したため,旧版の購入はますます難しいものとなった。
私が買ったのも新しい版。
それと,2007年9月6日にカプコンから本作の日本語版がPSP用としてリリースされたので,
わざわざ本作を購入しようという意義は薄れてきてしまった。


OutRun 2006: Coast 2 Coast
 Sega/Sumo Digital Racing 04/25/2006 Everyone

批評者  昇り龍                評価 9

アーケード版アウトラン2SPとアウトラン2をカップリングし、さらにオリジナルのレースモード等を追加した作品
グラフィックは流石にXbox版にも劣るし、フレームも30フレームだが、元の牧羊的雰囲気は十二分にでている。
決して「簡易版」と言った風ではなくこのレベルのゲームが携帯機で遊べることに技術の進歩を実感させられる。
ロード時間は短いとは言い難いが、Xbox版も長めだったことを考えると、十分許容範囲である。
一度道路に出れば一切ロードも入らないので。
ゲームの中身だが、もはや物理法則を完全に無視したゲーム的な車の挙動であり、爽快感を徹底重視した作り。
リアリティを求める向きには全くオススメできないが、とかく走っていて気持ちいい車ゲームが欲しいなら絶対オススメである。
何故日本語版をださないのか謎のソフトである。
ただ海外版でも日本の本体で問題なく動作する上に、ストーリーも特にないゲームなので英語が出来なくても特に問題はない。




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